40BBL00801
アドバンストコンファレンス1
前期
1 単位
47 基礎生物学コース
重信秀治、立松圭
A,B,C,Dの4段階評価
レベル:Level 3
力量:専門力、学際性、国際力
■授業の概要
EMBO | COB Workshop “Trans-Scale Biology using exotic non-model organisms”(7月25日-27日)」に参加し、非モデル生物や新規モデル生物を使った超階層生物学分野での先端的な研究成果を聴講するとともに、国内外の研究者との意見交換を行う。
■到達目標
非モデル生物や新規モデル生物で観察される興味深い生命現象に対し、分子から個体までの複数の階層にまたがって、その現象の解明を目指す研究(超階層生物学研究)を行う上で重要となる考え方や手法について学ぶ。また、それら研究によって新たに得られた知見や次なる問題等を把握し、理解を深める。また、国際的なコンファレンスに参加することを通じて、研究コミュニケーションのあり方について学ぶ。
■成績評価方法
EMBO | COB Workshop “Trans-Scale Biology using exotic non-model organisms”に参加してレポートを提出すること。その内容によって評価する。レポートは、興味を持った発表の内容や所感などについてA4用紙1枚程度にまとめて、8月25日までに重信(shige@nibb.ac.jp)宛にメールで提出すること。
■授業計画
取り扱う生物種ごとに飼育・栽培方法が異なる⼀方で、ゲノム編集、生物画像の取得、遺伝子情報整備について、それら技術・手法の確立には共通した部分もある。本ワークショップでは、「海洋生物学」、「再生や老化」、「植物科学」、「共生」、「節足動物」に関する超階層生物学を展開する研究者が、最新の研究成果とその解析手法について講演を行い、現状の成果と問題点、ならびに今後の研究の方向性について参加者と活発に議論を交わす。また、ゲノム編集技術や生物画像取得を専門とする研究者の講演も行われ、最新の手法に関する知見が得られる機会を設けている。更に、20名程度ずつのグループに分かれ、グループごとに設定された研究テーマや解析手法について議論するグループディスカッションを行い、参加者同⼠の交流を図るとともに、問題点などに関する共通認識を高めていく。
■実施場所
岡崎コンファレンスセンター
■使用言語
英語
■教科書・参考図書
特に指定しない。
■他コース学生が履修する際の注意事項
基礎生物学コース以外の履修希望者は、履修登録期間内に、岡崎統合事務センター国際研究協力課大学院係(r7139@orion.ac.jp)まで連絡すること。