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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

研究所概要

年表

基礎生物学研究所の歴史

1962年頃から生物学研究者の間に研究所設立の要望が高まり、関連学会(日本動物学会、日本植物学会等) を中心に種々検討がなされた。
1966年 5月

日本学術会議は、第46回総会において、生物研究所(仮称) 並びに生物科学研究交流センター(仮称) の設立について内閣総理大臣に勧告した。

1973年 10月

学術審議会は、分子科学研究所、基礎生物学研究所(仮称) 及び生理学研究所(仮称)を緊急に設立すべき旨、文部大臣に報告した。

1977年 5月

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基礎生物学研究所 創設。生理学研究所と共に生物科学総合研究機構を形成。

桑原萬壽太郎 初代所長就任。3研究系(細胞生物学研究系・発生生物学研究系・制御機構研究系)、培養育成研究施設及び技術課が設置された。創設当初は愛知教育大旧図書館を仮庁舎として使用した。

1977年 12月

第1回 基礎生物学研究所コンファレンス 開催。

1978年 12月
1978年12月撮影の基礎生物学研究所の様子。基礎生物学研究所研究実験棟第1期分が建築中であり、旧愛教大の古い建物を生理学研究所と基礎生物学研究所が共有していました。
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1979年 2月

基礎生物学研究所 研究実験棟第1期竣工。1st_building.jpg

1980年 6月
1980年撮影の基礎生物学研究所の様子。生理研と共通棟・実験動物施設の建設が始まりました。この頃は、基生研の2/3の建物の中で、生理研の皆さんと同居して、研究を行なっていました。
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1981年 4月

岡崎国立共同研究機構 創設。分子科学研究所及び生物科学総合研究機構(基礎生物学研究所、生理学研究所)は総合化され、3研究所は岡崎国立共同研究機構として一体的に運営されることとなった。

1981年 6月
1981年6月撮影の基礎生物学研究所の様子。生理研と実験動物施設が完成し、生理研のスタッフが引っ越しました。愛教大の頃からの建物が取り壊され、跡地に共通棟・機器試作室・洗滌室が建設されました。職員会館も完成しました。
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1983年 4月

金谷晴夫 第2代所長就任。2nd_kanatani.jpg

1984年 10月

岡田節人 第3代所長就任。3rd_okada.jpg

1986年 11月

最先端の研究技術の国内若手研究者への普及を目指し、 第一回バイオサイエンストレーニングコースが開催された。

1987年 5月

創立10周年を記念し、記念式典と施設公開を実施した。「転換期をむかえた生物科学」と題した10周年記念講演会が京都にて開催された。

1988年 10月

日本初の大学院大学である、国立大学総合研究大学院大学 創設。基礎生物学研究所には生命科学研究科分子生物機構論専攻(3年制の博士課程 )が設置された。

1989年 5月

形質統御実験施設 設置。

1989年 7月

竹内郁夫 第4代所長就任。4th_takeuchi.jpg

1989年 8月
広報映像「生命現象を探る -基礎生物学研究所-」https://www.youtube.com/watch?v=FOsllCWbEoE
1995年 4月

毛利秀雄 第5代所長就任。5th_mohri.jpg

1997年 1月

基礎生物学研究所研究実験棟に隣接して、形質統御実験棟が竣工した。

1997年 5月

創立20周年を迎え、記念式典が新たに竣工した岡崎コンファレンスセンターにて行われた。

1998年 5月

形質転換生物研究施設 設置。

1999年 4月

生命環境科学研究センター 設置。

2000年 4月

共通研究施設として、統合バイオサイエンスセンター、計算科学研究センター、動物実験センター、アイソトープ実験センター 設置。

2001年 1月

情報生物学研究センター 設置。

2001年 4月

勝木元也 第6代所長就任。6th_katsuki.jpg

2002年 3月

山手地区に山手1号館と2号館東が竣工。以後山手地区には2004年3月までに順次、5号館までが竣工した。

2004年 1月

生物学が取り組むべき新たな研究分野の国際的コミュニティー形成を支援する為の国際研究集会として、第1回生物学国際高等コンファレンス(Okazaki Biology Conference)が開催された。

2004年 4月

大学共同利用機関法人自然科学研究機構 創設。国立大学法人法の施行により、国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所及び分子科学研究所が統合再編され、大学共同利用機関法人自然科学研究機構となった。3研究系の廃止とともに研究部門名を変更し、新たに研究室を設けた。統合バイオサイエンスセンターは岡崎統合バイオサイエンスセンターに名称変更。総合研究大学院大学は国立大学法人に移行。 生命科学研究科分子生物機構論専攻に5年一貫制の博士課程が設置された。

2005年 4月

連携・広報企画運営戦略室を設置。総合研究大学院大学分子生物機構論専攻は基礎生物学専攻に名称変更された。

2005年 7月

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欧州分子生物学研究所(EMBL)と自然科学研究機構との間で共同研究協定が調印された。基礎生物学研究所とEMBLとの連携活動開始。

2007年 1月

バイオサイエンストレーニングコースにかわり、国内外の若手研究者を対象とした国際的な研究技術普及および交流活動として、第1回 NIBB International Practical Courseが開催された。

2007年 4月

岡田清孝 第7代所長就任。7th_okada.jpg

2007年 5月

基礎生物学研究所は、創設30周年を迎えた。6月1日に30周年記念式典が開催された。

2010年 4月
生物機能解析センターおよびモデル生物研究センターを設置。
2012年 7月
災害に強い生命科学研究の実現のために、生物遺伝資源のバックアップ体制を構築する「大学連携バイオバックアッププロジェクト(IBBP)」を国内7大学との連携により開始。プロジェクトの中核としてIBBPセンターを設置。
2013年 10月

山本正幸 第8代所長就任。8th_yamamoto.jpg

2013年 10月
研究力強化戦略室を設置。
2014年 2月
新規モデル生物開発センターを設置。
2016年 12月
大隅良典名誉教授 ノーベル生理学・医学賞受賞。
2019年 4月

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阿形清和 第9代所長就任。

2019年 7月
cos.jpg基礎生物学研究所とハイデルベルグ大 Centre for Organismal Studies (COS) Heidelberg との間で学術交流協定を締結。
2019年 12月
基礎生物学研究所と北海道大学低温科学研究所との間で連携協定を締結。
2020年 5月
基礎生物学研究所と熊本大学発生医学研究所との間で連携協定を締結。
2020年 11月
基礎生物学研究所と徳島大学先端酵素学研究所との間で連携協定を締結。
2021年 4月
基礎生物学研究所と群馬大学生体調節研究所との間で連携協定を締結。
2022年 4月
生物機能解析センター、モデル生物研究センター、新規モデル開発センターを改組し、超階層生物学センター設置。
2022年 7月
基礎生物学研究所と生理学研究所が中部大学との間で連携協定を締結。