
2005. 7. 11 研究協定調印式での Iain Mattaj EMBL所長と志村令郎前機構長
基礎生物学研究所
01
自然科学研究機構とEMBL(欧州分子生物学研究所)は両機関の間における生物学及び分子生物学に関する学術、教育及び技術交流を促進するために共同研究協定を2005年7月に締結しました。 この協定に基づき、基礎生物学研究所とEMBLは合同シンポジウム開催による質の高い情報交換や、研究者交流・大学院生交流を行っています。また共同研究の中核をなすバイオイメージング領域においては、EMBLで開発された顕微鏡システム(DMSL)を基礎生物学研究所に導入するなどの技術交流を行っています。
02
基礎生物学研究所の研究者が、EMBLのコンファレンスやトレーニングコースへの参加や、EMBLで共同研究を実施するための旅費・滞在費を支援するプログラムおよび、欧州滞在中の基礎生物学研究所研究者がEMBL訪問に要する経費を支援するプログラムです。志村令郎自然科学研究機構長の名を冠して「志村賞(Shimura Award)」と名付けられました。また、EMBL所長のDr. Iain Mattajからご協力をいただく部分については「Mattaj Award」という名称を併用しています。