バイオインフォマティクス
	後期
	1 単位
	47 基礎生物学コース
	重信秀治、内山郁夫
	A,B,C,Dの4段階評価
	レベル:Level 2
	力量:専門力
	 
	■授業の概要
	DNAやアミノ酸の配列解析を中心としたバイオインフォマティクスの基礎を学ぶ。 配列解析を支えるアルゴリズムの理解から、ゲノム解析やトランスクリプトーム解析への応用までをカバーする。2日間の集中講義として実施し、一部コンピュータを用いたハンズオン演習を導入する。
	 
	■到達目標
	以下の4つの目標の達成を目指す。
	 
	(1)DNAシーケンスやアミノ酸配列などの生物学的配列情報の解析法の基本原理を理解する。
	(2)ゲノムやトランスクリプトームのデータを解析する技術の理論的背景を理解するとともに、基本的な解析スキルを身につける。
	(3)分子進化学をはじめとする手法を用いて、ゲノム情報を進化学の視点で捉えることができるようになる。
	(4)ゲノム科学やバイオインフォマティクス研究の現状を知り、ビッグデータ時代の生命研究の展望について議論する。
	 
	■成績評価方法
	講義・演習での活動(出席状況や授業中の積極性を考慮する)50%、レポート課題(1回)50%。
	 
	■授業計画
	2日間の集中講義として開催する。
	日時:2025年10月29日〜30日
	場所:基礎生物学研究所(明大寺キャンパス) 1F 会議室(111-112)
	 
	1日目(10月29日 09:15 ~ 16:45)
	第1回: Introduction / Biological sequence analysis 1 (pairwise alignment)
	第2回: Biological sequence analysis 2 (multiple alignment, motifs)
	第3回: Biological sequence analysis 3 (molecular evolution)
	第4回: Genome analysis 1 (genome assembly and gene prediction)
	
	2日目 (10月30日 09:15 ~ 16:45)
	第5回: Genome analysis 2 (gene annotation and orhtolog analysis)
	第6回: Transcriptome analysis 1 (RNA-seq)
	第7回: Transcriptome analysis 2 (clustering, multivariate analysis)
	第8回: Biological databases and current topics (big data and AI in biology)
	
	講師:重信秀治(総研大・基礎生物学研究所)、内山郁夫(総研大・基礎生物学研究所)
	実
	 
	■実施場所
	基礎生物学研究所(明大寺キャンパス) 1F 会議室(111-112)
	 
	■使用言語
	英語
	 
	■教科書・参考図書
	特に指定しない。UNIXの基本的なコマンドライン操作に習熟していることが望ましい。
	 
	■他コース学生が履修する際の注意事項
	基礎生物学コース以外の履修希望者は、履修登録期間内に、岡崎統合事務センター国際研究協力課大学院係(r7139@orion.ac.jp)まで連絡すること。
	 
	■関連URLの説明
	演習用コンピュータの準備の都合上、可能な限り履修登録期間(〜10月21日)内に登録を確定すること。(それ以降の追加登録はコンピュータの準備が間に合わない可能性があります。)
	 
	■キーワード
	バイオインフォマティクス
	ゲノム
	トランスクリプトーム
	進化
	 
	■講義に関する問い合わせ先
	重信秀治 (shige@nibb.ac.jp)