基礎生物学研究所
2012.08.02
基礎生物学研究所の野中茂紀准教授と大嶋佑介研究員(現 愛媛大学医学部 助教)らは、シート状に整形したレーザービームを試料に照射し、光の照射面に対して垂直な方向から画像を撮影する方式の顕微鏡(光シート型顕微鏡)と、無染色で分子を可視化できるラマン顕微鏡の原理を組み合わせた「光シート型ラマン顕微鏡」を開発し、生きたメダカ稚魚の虹色素胞に含まれるグアニン分子のラマンイメージングに成功しました。光シート型顕微鏡法による生体ラマンイメージングの報告は世界初です。
野中茂紀准教授と大嶋佑介研究員