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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

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共同利用研究

トレーニングコース - 開催リスト

プロテオミクス・トレーニングコース(ProTC)2025

Organizers 吉田 拓也(基礎生物学研究所)
Venue 自然科学研究機構 基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)
Date Sep. 18-19, 2025
Link ウェブサイト (https://www.nibb.ac.jp/protc2025/)
プロテオーム解析は、タンパク質を網羅的に同定できる強力な手法ですが、ゲノム解析やトランスクリプトーム解析と比べて難しいと感じる生物学研究者も少なくありません。本コースでは、講義と実習をバランスよく組み合わせたトレーニングを通じて、プロテオーム解析に必要な基礎知識と実践的スキルの習得を目指します。サンプル調製から質量分析測定、データ解析に至る一連のワークフローを体験し、プロテオーム解析をご自身の研究に取り入れるための足がかりとなることを目指します。

ProTC2025_1.jpg

受講者数
15名(応募者34名)

開催報告
2025年9月18日と19日の2日間、基礎生物学研究所にてプロテオミクス・トレーニングコースを開催しました。全国から多数のご応募をいただき、募集人数を大きく上回る中から選考を経て、大学や研究機関の学生、研究者、技術職員合わせて15名が参加しました。
 
本コースでは、質量分析を用いた最新のプロテオーム解析について学ぶことを目的に、理論講義と実践的な実習を組み合わせたプログラムを実施しました。講義では、質量分析の基本原理やデータ解析のポイント、解析ツールなどを解説しました。実習では、実際に試料調製を行い、解析ソフトウェアを用いた図の作成までを体験していただき、より実践的なスキルを身につけていただきました。特に今回は、蛍光タンパク質であるGFPを用いたアフィニティ精製質量分析をテーマに取り上げ、活発な質疑応答やディスカッションが行われ、参加者同士や講師陣との交流も深まりました。
 
参加者からは、「実際の試料を使って学べた」「データ解析の流れが理解できた」など好意的な意見が多く寄せられ、高い満足度が示されました。今回初めて外部機関との連携を伴わずにプロテオミクス・トレーニングコースの企画・運営を行いましたが、全体として成功裏に終了することができました。今後は、今回得られた課題を踏まえつつ、内容や実施時期をさらに検討・充実させ、次年度以降も継続的な開催を目指してまいります。本コースでの経験が、受講生の研究活動や技術習得の一助となれば幸いです。
 
代表 吉田 拓也(トランスオミクス解析室)
 
protc2025.jpg
Program
挨拶・概要(吉田)
実験室実習1:タンパク質精製~ペプチド消化(吉田・牧野・森・中野)
実験室実習2:ペプチド精製(吉田・牧野・森・中野)
講義1:プロテオミクス(吉田)
講義2:質量分析(吉田)
講義3:機能プロテオミクス(吉田)
質量分析(牧野・森・中野)
講義4:データ処理(吉田)
データ解析実習1:データ処理~ペプチド同定(吉田)
講義5:データ解析(吉田)
データ解析実習2:解析ツール(吉田)
データ解析演習
おわりに(重信)