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岡崎の植物

マルバツユクサ(<i>Commerina benghalensis</i> L.)

マルバツユクサ(Commerina benghalensis L.)

ツユクサの近縁種だが、葉が短くやや波打ち、茎も地面を這う傾向が強いので、全体的に丸い印象が強く、ひと目で区別できる。...

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アキノタムラソウ (<i>Salvia japonica</i> Thunb.)

アキノタムラソウ (Salvia japonica Thunb.)

花壇に植えるサルビアと同属。日本にはサルビア属の植物がいくつもあり、それぞれに特徴があって美しい。アキノタムラソウは...

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オオフサモ(<i>Myriophyllum aquaticum</i> (Vell.) Verdc. )

オオフサモ(Myriophyllum aquaticum (Vell.) Verdc. )

ブラジル原産の帰化種。テラリウムや水草での観賞用に栽培されていたものが逃げ出したものらしい。大正時代に既に国内からの...

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ホザキノミミカキグサ(<i>Utricularia caerulea</i> L.)

ホザキノミミカキグサ(Utricularia caerulea L.)

ホザキノミミカキグサは、遠くマダガスカルからここアジアに至るまで広く分布する食虫植物。しばしばムラサキミミカキグサと...

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ムラサキミミカキグサ(<i>Utricularia uliginosa</i> Vahl)

ムラサキミミカキグサ(Utricularia uliginosa Vahl)

小型の食虫植物。東海丘陵要素的な湿地を有する市内には、まだ少なくとも3種のミミカキグサが自生している。中でも本種は、...

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ヒダカノリウツギ(<i>Hydrangea paniculata</i> Sieb. et Zucc. f. <i>debris</i> (Nalaiex Hara) Sugimoto)

ヒダカノリウツギ(Hydrangea paniculata Sieb. et Zucc. f. debris (Nalaiex Hara) Sugimoto)

ノリウツギの装飾花を持たないタイプ。北海道・日高地方に産するとして報告されたもの。この個体とこの近くに生えていた樹は...

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ホタルイ(<i>Scirpus juncoides</i> Gmel.)

ホタルイ(Scirpus juncoides Gmel.)

湿地や田に多い大型のイグサの仲間。全体に大きいのが災いして、田の周りからはずいぶん排除されているようだ。2004年8...

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ミズオトギリ(<i>Triandenum japonicum</i> Makino)

ミズオトギリ(Triandenum japonicum Makino)

オトギリソウに葉の感じがよく似ているが属が異なり、花色もオトギリソウの類が黄色なのに対し、本種はピンク。水辺に生える...

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フトヒルムシロ(<i>Potamogeton fryeri</i> A. Bennett)

フトヒルムシロ(Potamogeton fryeri A. Bennett)

水草は日本各地で激減している。ヒルムシロ属の植物も、昔は市内のため池で普通に見られたらしいが、コンクリートで固められ...

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タヌキモ(<i>Utricularia australis</i> R.Br.)

タヌキモ(Utricularia australis R.Br.)

食虫植物。拡大図のように吸い取り式の捕虫嚢をもち、これでプランクトンを吸い取る。口の辺から伸びているのは感覚毛。完全...

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コンテンツ

  1. 岡崎の植物(53)
  2. 植物学者 塚谷裕一の調査旅行記(9)
著者紹介
塚谷 裕一
東京大学大学院理学系研究科 教授
元 基礎生物学研究所 客員教授
塚谷 裕一

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