ショウジョウバカマ(Heloniopsis orientais (Thunb.) C. Tanaka)2002/03/31
岡崎は東海丘陵要素をはぐくむ小規模な湿地に事欠かないので、ちょっとした山の沢沿いや小湿地で、ショウジョウバカマの群生に出会うことができる。春先は、一面ピンクになるほどの場所もあるが、平地でこれほど容易に見ることができるのは、東海近辺ならではのことである。葉の先から不定芽を出して、それで栄養繁殖することもできる。
なお三重県まで足を伸ばすと、近縁種のシロバナショウジョウバカマが多くなるが、岡崎市内ではまだ見たことがない。2002年3月撮影。