岡崎の植物
ミヤマウズラ(Goodyera schlechtendaliana Reichb. fil.)
地生蘭の一種。葉にウズラ模様が入るのでこの名がある。比較的個体数は多く、市内の山林でしばしば見かける。江戸時代には葉...
エンシュウムヨウラン(Lecanorchis suginoana (Tuyama) Seriz.)
東海地方では比較的目にしやすい腐生蘭(菌寄生蘭)の1つ。とはいえ、腐生蘭の上、開花期が短いだけに、ぱっちりと花の開い...
ネジキ(Lyonia ovalifolia var. elliptica (Wall.) Drude var. elliptica (Sieb. et Zucc.) Hand.-Mazz.)
本来は乾き気味の尾根筋などで見る樹だが、市内の湿地にも低木が見られる。アセビに近い仲間なので、花は白くなかなか美しい...
シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana (L.) Heynh.)
私たちが「本業」で主な研究材料に使っているのが、このシロイヌナズナである。市内で散見されるものは、実験系統と異なり、...
クロミノニシゴリ(Symplocos paniculata (Thunb.) Miq.)
これは花の時期の様子。湿地の中央部付近ではこのようにコンパクトな樹型となって、花盛りの時はかなり見栄えがする。200...
ヒナノシャクジョウ(Burmannia championii Thwaites)
葉緑素を持たない完全腐生植物(菌寄生植物)で、菌類に寄生して暮らしている。背丈は3-4センチとごく小型の多年草。レッ...
ホソバミズヒキモ (Potamogeton octandrus Poiret)
葉の長さが1-2センチ程度の小型のヒルムシロ。本種のように水没性の水草の類は、全国的に絶滅の危機にさらされている。中...