ムラサキミミカキグサ(Utricularia uliginosa Vahl)2004/08/31
小型の食虫植物。東海丘陵要素的な湿地を有する市内には、まだ少なくとも3種のミミカキグサが自生している。中でも本種は、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧第 II 類にランクされる貴重種。黄色い花を咲かせるミミカキグサ、一回り大きく、より鮮明な色の花をつけるホザキノミミカキグサと同じところに混生することも多い。タヌキモと同じ属だが、こちらは普通の小型の葉と、捕虫嚢をつけるところとを使い分ける。2004年8月撮影。