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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

ニュース

お知らせ

2007.07.20

総研大「科学英語」特別セミナーのお知らせ

来る9月15日土曜日から隔週で、大学院英語教育の一貫として、下記の要領で特別シリーズセミナーを開催します。参加を希望する方は、一番最後の参加申込書に必要事項を記入の上,english@nips.ac.jp宛メイルにて8月10日締切で申し込んで下さい。(メイル本文に参加申込書をペーストして下さい。)

セミナー名:「英語科学論文の執筆とその口頭発表」-1

担当講師:廣岡慶彦先生
自然科学研究機構・核融合科学研究所・連携研究推進センター
原子分子データ研究室室長・准教授(中部大学・東北大学非常勤講師併任)

廣岡慶彦先生は,約15年の滞米研究教育経験を生かした科学技術英語関連の著書が多数あります。また実際に大学院の英語教育にも深く携わっていらっしゃり,研究者の為の真に迫った英語を学ぶ絶好の機会を提供します。

開催スケジュール:
隔週土曜日 午後2時~3時30分,3時40分~5時10分(2コマ連続)

セミナー予定日(8回):
9月15日・29日,10月13日・27日
11月10日・24日,12月8日・22日 (最終日は1コマのみ開講)
合計で15コマの、系統立った一連のセミナーです。来学期(平成20年度)には、(「英語科学論文の執筆とその口頭発表」−2)の開講を予定しています。

定員:40名。
D2学生(総研大5年一貫制の2年)で,全日程に参加可能な方を優先します。先着順で受け付け、順次、参加許諾をメイルで知らせます。参加者枠に余裕があれば,総研大生のD3以上の学生,特別共同利用研究員で相当する学年(5年一貫制の2年以上),ポスドクor職員の優先順で参加を認めます。参加許諾は8月上旬までには通知します。該当者でご希望の方は,シラバスを熟読の上,(優先順位が低くても)積極的に申請を出して下さい。

会場:生理研(明大寺地区)1階会議室を予定

教科書:生協にて販売予定。(7/11(水)~7/20(金))のサマーセール期間だと組合員は15%引きになります。ただし,定員枠に収まらない人が出る可能性があります。予めご了承願います。通知が遅くなったため、本日1日だけのチャンスです。)
「理科系のための入門英語論文ライテイング」(廣岡慶彦著,朝倉書店)
「理科系のための入門英語プレゼンテーション」(廣岡慶彦著,朝倉書店)

参考書:生協にて販売予定。(同上)
 「学会出席・研究留学のための理科系の英会話(改訂版)」
 (廣岡慶彦著,ジャパンタイムズ)

総研大の単位との関係:廣岡先生による成績判定があります。それを参考に「生理科学英語筆記表現演習」など,各専攻で開講している科目の単位認定を行います。ただし,後期の履修届を出す必要があります。詳しくは,各専攻の英語担当教員まで。


特別セミナー『英語科学論文の執筆とその口頭発表』 
講師:廣岡慶彦(核融合科学研究所・准教授)

 21世紀の科学技術立国を標榜する日本の理工系大学院修士・博士課程卒業者の国際競争力に対する社会からの要求は年々高くなりつつあります。この社会的要求に答えるための必要条件が英語によるコミュニケーション能力です。具体的には,国際会議やワークショップに参加するための英語科学論文執筆とその口頭発表(プレゼンテーション)能力です。本講義では,論文執筆とそのプレゼンテーションのための科学英語の基礎が解説されます。
大学院では修士・博士論文作成のため科学論文を原書のまま読みこなすことが要求されます。しかし,研究テーマは専攻によって千差万別です。そこで,本講義では,既成の論文の読解を共通の目標とせず敢えて次の段階,つまり,各自の研究テーマに関連し同時に社会でも問題となっているような科学技術情報を英語プレゼンテーションを以って紹介することを共通の目標とします。具体的なトピックスとしては,例えば,「地球温暖化」や「食肉の安全性(狂牛病)」のようなものが挙げられます。 
 科学英語プレゼン実習で最も大切なことは,如何に聞き手から共感を得るかです。つまり,選んだトピックスの科学的レベルの高さよりも他専攻の受講生にも理解できるように平易に説明し納得させる説得力です。このプレゼン実習は,時間的には10分程の短いものですが,いざ英語でその時間話し続けるためのプレゼン原稿の準備に大変な努力が必要であることを実感するでしょう。また,本講義では適宜ネイテイブスピーカー音読になる科学英語CDを用いた発音チェックや聞き取り練習を取り入れTOEIC等の英語試験の基礎的準備も行う予定です。
 先ず講義前半で後述のテキストから科学英語論文ライテイングとそのプレゼンテーションの基礎的なノウハウを学習します。後半では,実際に各自の科学英語プレゼンを行い,その場で教官と共にプレゼン原稿の英語を添削・採点します。他受講生のプレゼン英語の採点に参加できることが本講義の最大の特徴です。つまり,本講義では「全員参加」が大原則です。なお,科学英語プレゼン実習には,既に国際会議でプレゼンソフトとして常識化したマイクロソフト・パワーポイントを用います。このソフトに習熟しておくことは,修士・博士論文の発表や卒業後諸々のプレゼンに大いに役立つはずです。 
本セミナーの成績は,1.出席率,2.プレゼン,3.採点参加度の合計点で評価します。 従って,学期末試験は行いません。「無届け欠席」が3回以上続くと,たとえプレゼンやセミナー中の参加得点が高くても単位の取得は保障できません。しかし,逆に,出席率が高い場合は,科学英語プレゼンと採点参加度得点にプラスアルファが期待できます。(単位の取得に関しては,各研究所の英語担当教員に受講前に問いあわせて下さい。)


特別セミナー「英語科学論文の執筆とその口頭発表」-1 参加申込書

氏名:
所属(研究所名と研究部門名):
岡崎3機関での身分(学年は5年一貫制のD1-D5で表して下さい。)
_____ 総研大生,(学年:D  )
_____ 特別共同利用研究員,(学年:D  )
_____ ポスドク(種類:      )
_____ 研究教育職員(身分:    )
_____ その他(詳しく:       )
Email Address:
研究室の電話:
Comments/Questions:

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総研大・国際的プレゼンテーション能力強化プログラム
分子研担当教員
 大森賢治(ohmori@ims.ac.jp, ext.7361)
 江 東林 (jiang@ims.ac.jp, ext.5520)
基生研担当教員
 飯田 滋(shigiida@nibb.ac.jp, ext.7680)
 木下典行(kinoshita@nibb.ac.jp, ext.7573)
生理研担当教員
 南部 篤(nambu@nips.ac.jp, ext.7771)
 窪田芳之(yoshiy@nips.ac.jp, ext.5282)