基礎生物学研究所が共同利用研究の一環として支援しているNIBB動物行動学研究会が第43回講演会-対面開催記念シンポジウム- を12月9日(月)に開催します。
NIBB
行動学研究会第43回講演
会 -対面開催記念シンポジウム-
参加費:講演
会参加費は無料。ただし、交流
会は有料。
日時:2024年12月9日 午後
会場:基礎生物
学研究所(山手地区) 〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1
詳細および参加登録:以下のリンクからお願いします(現地参加は12月2日締切)。
https://sites.google.com/view/nibb-ethology/129-特別企画
■プログラム
12月9日(月)
13:30-13:40 開
会式
13:40-15:20 口頭講演4件
15:20-16:00 ポスター講演
16:00-17:00 基調講演
17:00-19:00 ポスター講演
19:00-20:30 交流
会
■講演情報
基調講演:
長谷川 眞理子(総研大・名誉教授)「人間行動生態学へ:人の固有の行動を題材に」
招待講演(口頭):
1. 幸田 正典(大阪公大・特任教授)「魚類の鏡像自己認知:脊椎動物は意図して行動している」
2. 依田 憲(名大・教授)「バイオロギングによる行動学」
3. 木下 充代(総研大・准教授)「「色」と「動き」を表現するアゲハチョウの高次視覚神経」
4. 土畑 重人(東大・准教授)「All life is social:社会性からの「新しい総合」」
招待講演(ポスター):※現地のみ
1. 松本 卓也(信州大
学・助教)「排泄の自然誌を編む:しゃがんで用を足すチンパンジー」
2. 山本 真也(京都大
学・准教授)「戦争と協力社
会の進化的起源をもとめて」
3. 池田 譲(琉球大
学・教授)「貝殻を捨て知に生きる烏賊と蛸」
4. 佐藤 成祥(東海大
学・講師)「ヒメイカ科に広がる交接様式の多様性」
5. 豊田 賢治(広島大
学・テニュアトラック助教)「カニの生理生態
学:月周繁殖と寄生」
6. 太田 菜央(兵庫県立人と自然の博物館・
研究員)「鳥類のコミュニケーション
行動の複雑性およびその機能」
7. 山守 瑠奈(京都大
学・助教)「ウニをとりまく共生系」
8. 髙須賀 圭三(九州大
学・助教)「クモヒメバチによるゾンビスパイダー産生能」
9. 井上 武(鳥取大
学・准教授)「プラナリアの自発運動のランダムダイナミクスによる環境応答
行動」
10. 森山 徹(信州大
学・准教授)「触角にチューブを装着されたダンゴムシの感覚を想像する」
11. 佐倉 緑(神戸大
学・准教授)「ミツバチが空を見て方向を知るしくみ」
12. 阿見彌 典子(北里大
学・講師)「イカナゴの夏眠
研究から探る環境要因と体内時計との関連」
13. 中田 兼介(京都女子大
学・教授)「クモの交尾器破壊」
14. 村松 大輔(奈良教育大
学・特任准教授)「野生ナマケモノの省エネ戦略」
15. 竹内 剛(大阪府立大
学・
研究員)「チョウの
行動を記述する原理:同性という認識カテゴリーはない」