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2021.10.05

西海望学振特別研究員が2021年度日本動物行動学会賞を受賞

神経生理学研究室の西海望学振特別研究員が、2021年度日本動物行動学会賞を受賞しました。
9月23日にオンライン開催の日本動物行動学会第40回大会にて、受賞記念講演が配信されました。

西海望学振特別研究員の受賞コメント:
日本動物行動学会賞は、若手、シニアの別を問わず研究内容のみで競うという性格のものとなっています。それだけに、この度の受賞を大変光栄に感じています。
 受賞対象は、トノサマガエルの防衛戦術に関する一連の研究です。本種が「天敵を引きつけてから逃げ始める」という簡単な意思決定ルールを持つだけで、天敵の運動学上の弱点を突いたり同胞を囮にしたりして、様々な危機的状況に効果的に対処できていることを示す内容です。本研究テーマを構想してから最後の論文が掲載されるまで約10年かかりましたが、今回このように評価していただけて感慨深く思いました。本研究を進める上で支えてくださった方々に改めて感謝申し上げます。
 

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