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2017.02.11

大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞記念講演を岡崎市民会館にて開催

2017年2月11日、大隅良典基礎生物学研究所名誉教授のノーベル賞受賞を記念して、岡崎市民会館にて講演会を開催しました。ストックホルムで開催されたノーベルレクチャーは英語で行われましたが、その内容を日本語で聞ける受賞後初めての機会となり、400名分の一般申込み枠は募集開始後15分で満席となりました。市内の中学生や県内の高校生など244名の生徒・学生さんたちを含む、約1000人の聴衆が大隅名誉教授の講演に耳をかたむけました。

 

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大隅名誉教授は「オートファジー 細胞のリサイクルシステム -見る、知る、解く喜び-」と題して、自身の生い立ちから、研究者として自分のラボを立ち上げ酵母細胞におけるオートファジーの発見に至った経緯、オートファジーの分子メカニズムをラボの仲間達と明らかにしていった過程を時系列に沿って詳細に紹介しました。また、若者に向けて「自分の興味、抱いた疑問を大切にしよう。」「人と違うことを恐れずに、自分の道を見極めよう。」とメッセージを伝えました。

 

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講演が終わると、大隅名誉教授は子ども達の質問に答えました。「目標を立てるうえで大事なことは何ですか?」という質問に大隅名誉教授は「自分でやりたいということを見つけることだと思います。自分が何をやりたいのかな、ということを見つけて、それを大事に育てていくことなんじゃないかと、私は思っています。」と答えました。また、「先生は昔から頭から頭が良かったのですか?」という男子生徒からの質問に、会場は大きな笑いに包まれました。大隅名誉教授は「学校の成績が良かったということが頭が良かったということと言われれば、まぁ、それなりには良かったのかもしれません。」「頭がいいというのはね、みんなそれぞれ違うわけで、自分は何が優れているのかということを皆さんには見つけて欲しいと思います。私が例えば音楽の才能があったら他の道があったかもしれませんけど、私は音楽もスポーツも全然苦手というかそういう才能が無かったので、消去法で言ったら多分科学者になるのが一番向いてたんだと。そういうことで今があると思っています。」「だから皆さん、自分は何に興味があるのかということ、と同時に、どんなことを自分で大事にしたいかということを、是非考えてみてください。」と語りました。

 

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また、第二部では、研究活動を行っている子ども達の発表を聞いて、大隅名誉教授がコメントや質問、アドバイスを行いました。

 

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 また、会の冒頭では、愛知県知事より愛知県学術顕彰が、岡崎市長より市民栄誉賞が大隅名誉教授に贈られました。

 

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 シンポジウムポスター

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