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2009.11.10

日本科学未来館との合同シンポジウム「身体の中のにぎやかな世界―ライブイメージング技術で見えてきた、細胞たちの働く姿―」参加者募集

自然科学研究機構(基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所)と日本科学未来館(略称:未来館、館長:毛利 衛、所在地:東京都江東区青海)は、研究交流と科学コミュニケーション活動の推進を目的として、2009 年7 月に、相互協力に関する協定書を締結しました。

 

 

それに伴う協力事業として、自然科学研究機構(基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所)は、2009 年11 月28日(土)に、未来館と共催で、シンポジウム「身体の中のにぎやかな世界~ライブイメージング技術で見えてきた、細胞たちの働く姿」を開催します。

 

近年、体内の細胞や分子の様子を「生中継」するライブイメージング技術や、タンパク質の立体構造を調べる核磁気共鳴法を通して、細胞やタンパク質が動的に相互作用しながら生命活動を支えるしくみが明らかになってきました。本イベントでは、このような最新の研究成果を紹介するとともに、先端研究が明らかにした生命現象をマンガやイラスト、CGで分かり易く魅力的に伝える研究者らの試みも紹介します。また、当日は体験コーナーを設け、蛍光を発するGFP メダカ標本の観察など、参加者にイメージング技術の一端を体験いただきます。巧妙なしくみの上に成り立つ「身体の中のにぎやかな世界」に触れることで、私たちの生命について考えるきっかけを提供します。

 

 

 

シンポジウム「身体の中のにぎやかな世界―ライブイメージング技術で見えてきた、細胞たちの働く姿―」(13:00~15:00、日本科学未来館 みらいCANホール)プログラム

 

「二光子レーザー顕微鏡で見えてきた ”脳の中のお医者さん”ミクログリアの診察」
 鍋倉淳一 (生理学研究所 発達生理学研究系 教授)
「ライブイメージングで見えてきた 細胞同士のおしゃべりと体の形づくり」
 上野直人 (基礎生物学研究所 形態形成研究部門 教授)
「超高磁場核磁気共鳴で見えてきた 役割分担して働く ”社会人”タンパク質」
 加藤晃一 (分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域 教授) 

 

 

 

クロストーク「見えないけど、見たい! マンガとCGで見せる身体の中の登場人物」
 鯉田孝和(生理学研究所 感覚認知情報研究部門 助教)、瀬尾拡史(東京大学医学部5年)

 

体験、展示コーナー(10:00~17:00、日本科学未来館 会議室3、入退場自由)
 観察しよう! (蛍光メダカやポケットサイズのガラス球顕微鏡を使って観察体験)
 測定しよう!(心とからだを動かす電気信号や光の速さを計る)
 サイエンスイラストレーションの展示、他

 

 

 

下記の日本科学未来館のホームページよりお申し込みいただけます。

 

関連リンク

日本科学未来館(http://www.miraikan.jst.go.jp/event/091019133843.html)