基礎生物学研究所 細胞動態研究部門の金澤建彦助教が、愛知県若手研究者イノベーション創出奨励事業「第20回わかしゃち奨励賞(基礎科学研究部門)」において最優秀賞を受賞しました。
受賞した提案は「~シン・オルガネラ~膜交通と新規オルガネラ誕生機構の基盤研究」です。
2026年1月9日にあいち産業科学技術総合センターにて表彰式が行われました。
金澤建彦助教 受賞コメント:
このたび、愛知県わかしゃち奨励賞(最優秀賞)を受賞いたしました。本研究では、コケ植物苔類がもつ「油体」と呼ばれる系統独自に獲得されたオルガネラに着目し、その形成に関わる分子機構の解明と、新たな人工細胞小器官【シン・オルガネラ】の構築に向けた基盤技術の創出を目指しています。植物が産生する有用な化合物は、高い生理活性をもつ一方で、植物自身にとっても毒性となる場合があります。本研究は、それらを安全に合成・蓄積できる新たな細胞内区画の設計につながる知見を得ることを目的としています。本受賞は、日頃よりご指導・ご支援を賜っている基礎生物学研究所の先生方をはじめ、研究活動を共にしてくださっている皆さま、ならびに共同研究者の皆さまのお力添えによるものと、深く感謝しております。今後もご指導ご鞭撻を賜りながら、基礎研究を通じて学術および社会に貢献できる研究を一層発展させていきたいと考えています。
受賞式にて、犬塚晴久 愛知経済産業局長(左)と金澤建彦 助教(右)
(写真提供:愛知県産業科学技術課)