基礎生物学研究所
2013.12.10
研究に利用される様々な生物遺伝資源は、必ずしも安定した長期保存技術が確立されているとは限りません。長期保存技術が確立されていない生物遺伝資源は、現状ではIBBPセンターでのバックアップ保管が困難です。そこで平成25年度よりそのような生物遺伝資源を対象に、新規長期保存技術開発を目的として共同利用研究をIBBPとして実施することとなりました。この共同利用研究では国内の教育・研究機関に所属する研究者がIBBPセンターあるいはIBBP大学サテライト拠点(北大、東北大、東大、京大、阪大、九大に大学サテライト拠点があります)の教員(教授・准教授・助教)と共同して新規長期保存の樹立を目指すもので、以下の研究が含まれます。
1)長期保存技術が確立していない生物遺伝資源の凍結、低温、常温を含む新規保存技術の開発
2)低温保存技術の改良に資する基礎的な低温生物学的研究
共同利用研究には1件あたり年間上限700万円までの「重点共同利用研究」と年間上限350万円までの「共同利用研究」があります。
申込期限は平成26年1月31日(金) 必着です。
詳しくは大学連携バイオバックアッププロジェクトホームページの共同利用研究のページをご覧下さい。