基礎生物学研究所
2012.06.25
大隅良典 基礎生物学研究所名誉教授(総合研究大学院大学名誉教授)が、第28回京都賞を受賞しました。
細胞が栄養環境などに適応して自らのタンパク質分解を行う自食作用「オートファジー」に関して、酵母を用いた細胞遺伝学的な研究を進めて世界をリードする成果をあげ、その分子機構や多様な生理的意義の解明において、多大な貢献を果たしたことが評価されました。
大隅良典名誉教授は、1996年〜2009年まで、教授として基礎生物学研究所分子細胞生物学研究部門を主宰し、オートファジー研究を大きく発展させました。現在は、東京工業大学フロンティア研究機構の特任教授として研究教育活動を継続されています。
基礎生物学研究所の実験室にて(2009年)