基礎生物学研究所
2006.03.14
大隅良典教授(分子細胞生物学研究部門)が、学術研究で優れた業績をあげた人に贈られる日本学士院賞を受賞しました。
受賞理由は、細胞内のタンパク質分解機構の一つ「オートファジー」に関する先駆的な研究を行い、これを制御する複数の遺伝子(ATG遺伝子群)を同定すると共に、それらの作用の仕組みの一端を明らかにすることに成功し、これらの発見を契機として、多くの生物種でオートファジーが確認され、また、タンパク質分解の破綻が様々な病気や老化などにも関わることが明らかになるなど、この分野の発展に大きく貢献したためです。
授賞式は7月に行われる予定です。
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2006/3/14 毎日新聞
2006/3/14 中日新聞
2006/3/14 日経新聞