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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

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お知らせ

2001.10.20

岡崎寺小屋教室が開かれました

これは3研究所(分子科学研究所、生理学研究所、基礎生物学研究所)が毎年、順番に行っていますが、今年は統合バイオサイエンスセンターの塚谷助教授が担当で、「葉っぱから植物を見てみよう」をテーマとして開催しました。講演を前後に行いながら、葉というものの正しい見方を知ってもらうため、東京大学の日光植物園のご協力でお送りいただいた20種のカエデ属の葉を配り、実際によく見てもらうことを行いました。その名前を調べる過程では、葉の裏に「粒のようなもの」がないか、毛は生えているかなど、普段見ていないだろう点に目を向け、よく観察することが求められる実習です。想像以上にみなさんは熱心かつ集中して課題に取り組み、最後は熱烈な拍手までして頂きました。

寺子屋教室について

寺子屋教室は、岡崎青年会議所と岡崎国立共同研究機構との共催によるもので、3研究所(分子科学研究所、生理学研究所、基礎生物学研究所)が毎年、順番に行っています。
この教室は、岡崎市内の小学校高学年を対象としており、学校の授業では体験できない最先端の研究に触れることで、子供たちに「科学」に対する興味をもってもらい、理科離れを防ぐとともに、「創造力」を育む心を養い、もって将来の岡崎を担う子供たちの育成に貢献することを趣旨とし、平成7年度から始まりました。実施については、岡崎青年会議所が岡崎市教育委員会を通して市内の小学校に募集案内を行い、申し込みは岡崎青年会議所で受け付けています。

写真

1020_1.jpeg葉っぱについて熱心に質問している子供たち
1020_2.jpeg講師の塚谷助教授