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絶滅危惧種タマノカンアオイの葉の光合成系と過剰光エネルギー散逸系の季節変化の解析
研究代表者:野口 航(東京薬科大学・生命科学部)<Lab HP>
絶滅危惧II類の常緑多年生草本タマノカンアオイは、落葉樹林の林床に自生し、1・2枚の葉を1年間つけます。本研究では (1) 高温で光強度の弱い夏期から低温で光強度が強い冬期まで、1年を通して有利とは言えない環境で、葉の光合成がどのように季節変化するか、(2) CO2固定速度が低いタマノカンアオイの葉は過剰な光エネルギーを受けやすい。取り替えのきかない葉をどのような系で保護しているか、(3) 光合成系を支える葉緑体の位置や数などの解剖学的パラメータはどのように季節変化するかを調べる予定です。
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