2018年11月5日〜6日の二日間、基生研の上野先生、重信先生と、プリンストン大学に訪問してまいりました。今回の訪問の主な目的は、2019年10月末に予定している NIBB-Princeton Joint conferenceに関する打ち合わせと、それに関わる研究者たちへの訪問でした。成田発ニューアーク空港行きのUnited Airlineのフライトが急遽キャンセルされ、３人で成田空港近くのホテルに一泊することになったときには、どうなることかと思いましたが、上野先生のスケジュール調整により、今回の訪問の目的は無事達成できました。5日正午に現地につき、そこからすぐに研究のディスカッション、Joint Conferenceの打ち合わせに続き、単一細胞ゲノミクスの共通ファシリティを見学させていただきました。6日は私がセミナーで研究結果を紹介しました。朝早くにも関わらず多くの方に集まっていただき、活発な議論をしていただきました。その後、数名の研究者らとのディスカッションを経て、 Princeton大学の副学長を交えた夕食と非常に濃密な時間を過ごすことができました。これまで論文上ではお互いを知っていた研究者らと実際に知り合えただけでなく、これを機に共同研究の開始や国際グラントを一緒に出すことなども決まり、私にとって非常に有意義な訪問でした。このような機会を与えてくださった機構の取り組みに深く感謝いたします。
