期間:2023年11月14日~15日
会場:文部科学省研究交流センター(茨城県つくば市)
オーガナイザー:
中 大介(農業・食品産業技術総合研究機構 基盤技術研究本部 遺伝資源研究センター/筑波大学 生命環境系)
成瀬 清(自然科学研究機構 基礎生物学研究所 IBBPセンター)
参加者:90人、口頭発表18題、ポスター発表8題
施設見学:2023年11月15日13時~17時15分
施設見学先:①国立環境研究所 ②理化学研究所 バイオリソース研究センター ③農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源研究センター
Cryopreservation Conferenceは新規超低温保存技術の開発やガラス化メカニズムに関する最新情報と基礎知識を共有し共同研究の輪を広げることを開催理念としている。2023年度は「―ガラス化超低温保存法を開発し、生物遺伝資源保全のために実装する―」をテーマとし、生物学者、新規保存技術開発者、凍害防御物質開発者、ガラス化に関する物理化学者、生物遺伝資源バンク関係者等、広い分野からの参加があった。特別講演では「家禽配偶子の保存と体外受精技術の開発に向けて」「高病原性鳥インフルエンザや自然災害に備えた家禽遺伝資源の保存」「ブタにおける配偶子・胚の超低温保存:現状と課題」「始原生殖細胞凍結によるショウジョウバエ系統の保存」などの発表があり、4年ぶりの開催会場となった文部科学省研究交流センターでは対面での活発な議論が交わされた。