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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

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共同利用研究

共同利用研究の活動

2018年03月26日

第12回NIBBバイオイメージングフォーラム「AIが拓く生物画像解析の未来」


開催期間:2018年3月26日
会場:岡崎コンファレンスセンター

Organizing Committee:
亀井 保博(基礎生物学研究所)
木森 義隆(基礎生物学研究所)
加藤 輝 (基礎生物学研究所)
朽名 夏麿(東京大学大学院/エルピクセル株式会社)
 
講演者
大関 真之(東北大学)
近藤 洋平(基礎生物学研究所)
深町 昌司(日本女子大学)
堀田 一弘(名城大学)
内田 誠一(九州大学)
安永 卓生(九州工業大学)
朽名 夏麿(東京大学/エルピクセル株式会社)
間々田 隆介(日本アイ・ビー・エム株式会社)
小西 功記(株式会社ニコン)
 
参加者65名 (一般企業参加者32名、所内18名)
   
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【開催報告】
 基礎生物学研究所バイオイメージングフォーラムは今回で12回目となります。これまでに画像解析の新技術、補償光学の顕微鏡への応用、物理特性のイメージングなど様々な先進的なバイオイメージング技術をテーマに開催してきました。今回は、近年発展が目覚ましい人工知能(AI)分野をテーマにしました。今後バイオイメージング分野にAIがどのように関わるのか、つまり「AIが拓く生物画像解析の未来」を感じられるフォーラムとしました。生物学においてイメージングの重要性は増々高まっていますが、同時に様々な壁も見えてきています。例えば、顕微鏡画像における空間解像度、時間分解能の高まりとともにデータ量も莫大になっており、これを解析するためにはコンピューターサイエンスが必須となり、さらにはAIが重要となることでしょう。その未来のために、生物学とコンピューターサイエンスの両分野の相互理解と協調が重要になります。今回のフォーラムでは、AI技術の最先端の技術紹介と画像解析分野の専門家の方々にご講演をお願いし、一方で、生物学者がどのような解析にAIを活用しようとしているのかもご講演頂きました。最後に総合討論を行い、画像解析の専門家やIT企業の講演者の方々との相互理解の機会を設けました。
 本会は昨年度より共催として新学術領域研究・学術研究支援基盤形成 「先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)」の支援を受けて実施しています。今回はABiS画像解析支援のメンバーの多くの方々にご講演いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
オーガナイザー 亀井 保博(生物機能解析センター 光学解析室)

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