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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

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共同利用研究

共同利用研究の活動

2012年03月05日

第6回バイオイメージングフォーラム&第2回画像科学シンポジウム


「画像科学の融合をめざして~生物・物理・天文学のイメージングサイエンス」
  
開催期間:2012年3月5日~6日
会場:岡崎コンファレンスセンター

Organizing Committee:
亀井 保博(基礎生物学研究所)
上野 直人(自然科学研究機構 新分野創成センター・基礎生物学研究所)
野中 茂紀(基礎生物学研究所)
長山 好夫(自然科学研究機構 新分野創成センター・核融合科学研究所)
家 正則 (自然科学研究機構 新分野創成センター・国立天文台)
木森 義隆(自然科学研究機構 新分野創成センター)
岩間 尚文(大同大学)
 
特別講師 
三浦 耕太(欧州分子生物学研究所 分子・細胞イメージングセンター)
大綱 英生(ユタ大学 神経生物学 解剖学科)
斎藤 直樹(カリフォルニア大学 デイヴィス校 数学科)
黒野 泰隆(国立天文台 ALMA推進室)
 
企業 
オリンパス株式会社
株式会社ニコン
浜松ホトニクス株式会社
シグマ光機株式会社
東レエンジニアリング株式会社
株式会社日立ハイテクノロジーズ
カールツァイスマイクロスコピー株式会社
株式会社ニコンインステック
 
講演者38名(所外33名(うち海外3名)、所内1名、企業4名)
参加者103名
 
第6回目のバイオイメージングフォーラムは自然科学研究機構新分野創成センター(イメージングサイエンス領域)との合同研究会として開催された。
   
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【開催報告】
 バイオイメージングフォーラムはクローズドな研究会として始まった。研究者同士はもちろん、顕微鏡をはじめとするイメージング関連企業の研究者とも深く議論するためであったと理解している。今回は初めてオープンな研究会として開催し、非常に広い学問領域の研究者にも参加して頂くためにも新分野創成センターと共催し、広く参加者を募った。テーマは、「画像科学の融合をめざして」。生物学だけでなく、核物理分野、天文学分野、そして、数学や画像定量分野の研究者が一堂に会し、イメージング分野の横断的な連携を探る会をめざしてプログラムを組んだ。初日は物理系の定量化を目的としたイメージング手法や、天文学におけるイメージングや補償光学に加え、生物系のプロジェクト研究の演題など、2日目は生物系の電子顕微鏡の新技術と諸問題、光学顕微鏡の新技術と定量化、そして、画像解析手法などの演題で議論が行われた。会の最後には総合討論の時間を設け、これからのイメージングには何が求められるのかを議論した。懇親会や総合討論では非常に活発に議論がなされ、広い学問領域の研究者が集い議論することで新たなイメージング領域が生まれる可能性が見えた研究会であったと思う。できれば新たな共同研究やプロジェクトが生まれることを期待したい。
 最後になりましたが、本会を開催するに当たり多大なご協力を頂いた核融合科学研究所長山好夫先生と新分野創成センター木森義隆先生に御礼申し上げます。
オーガナイザー 亀井 保博(生物機能解析センター 光学解析室)

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