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ツボミオオバコ(Plantago virginica L.)2004/06/30

帰化植物であるが、これを「岡崎の植物」に入れたのには理由がある。1つには、岡崎の自然科学研究機構の構内(主に芝生上)に、無数に近いほどの本種が繁茂していること。もう1つには、日本で最初に本種が採集されたのが、大正初期の1913年のここ岡崎市からであったことである。オオバコは多年草だが、ツボミオオバコは1-2年草。閉鎖花を付けるので<ツボミ>の名を冠する。北米原産。2004年6月撮影。

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コンテンツ

  1. 岡崎の植物(53)
  2. 植物学者 塚谷裕一の調査旅行記(9)
著者紹介
塚谷 裕一
東京大学大学院理学系研究科 教授
元 基礎生物学研究所 客員教授
塚谷 裕一

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