イベント

田中実准教授が出前授業を行いました

生殖遺伝学研究室の田中実准教授が研究所近隣の岡崎市立竜美丘小学校の5年生を対象に出前授業を行いました。タイトルは、「メダカの卵を見て、育てよう」。5年生の理科の授業では、メダカの観察が行われます。これに先立ち、雌雄の見分け方、採卵の方法、卵の扱い方、卵と赤ちゃんメダカの観察の仕方など、メダカ研究者の田中准教授と小林佳代研究員が生徒さん達に伝授しました。

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田中実准教授

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小林佳代研究員

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授業前の準備の様子

第9回自然科学研究機構シンポジウム開催

第9回となる自然科学研究機構シンポジウムが行われました。今回のテーマは「ビックリ 4Dで見るサイエンスの革新」、今話題の立体映像を用いて最新の研究成果を紹介する企画です。当日は500人収容のホールは超満員、立体映像用のメガネをかけて、研究者のトークと映像を楽しんでいただきました。また、会場では自然科学研究機構を構成する5つの研究所を紹介する展示が行われました。基礎生物学研究所のブースでは、GFPで光るメダカ胚(固定サンプル)の観察と、タバコ由来の植物培養細胞の顕微鏡観察を行いました。沢山のご来場をいただきまして、ありがとうございました。

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シンポジウムには基礎生物学研究所から藤森俊彦教授が登壇、「哺乳類初期発生の理解の為のライブイメージング」と題して、マウス胚の初期発生に関する立体映像を交えながら研究紹介を行いました。

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立体メガネをかけて、映像をご覧になる来場者の皆さん。

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ブース展示にも沢山のご来場をいただきました。ありがとうございました。

行ってきました!名古屋市科学館実演コーナー

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「たまごの不思議をみてみよう」名古屋市科学館にて。
基礎生物学研究所で研究対象となっている生物の卵(ショウジョウバエ・カエル・メダカ)を紹介しました。多くの方々にお集まりいただきまして、ありがとうございました。

名古屋市科学館の実演コーナーに出張予定

8月30日(土)1時30分〜、3時〜の2回、基礎生物学研究所の私、倉田が名古屋市科学館の実演コーナーに登場します。「たまごの不思議をみてみよう」というタイトルで、皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。(「実演お姉さん」というには歳がちょっとアレですね・・・)今日は、当日持って行く物の準備で大忙しです。

電気の科学館 春休み特別イベント

でんきの科学館 春休み特別イベント「フューチャーパワー大集合!!」(3月25日〜30日開催)に、基礎生物学研究所のバイオリソース研究室が展示協力を行いました。緑色蛍光タンパク質で筋肉が光るメダカの顕微鏡観察の企画で、来場者の皆さんにはLEDライトの青い光を受けて光るメダカの筋肉を、実際に実体顕微鏡を覗いて観察していただきました。

gfp-medaka  筋肉がGFPにより緑色に光るメダカの稚魚(バイオリソース研究室)

大隅教授・飯田教授の最終講義

平成20年度末で退職される飯田滋教授と大隅良典教授の最終講義が行われました。
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飯田滋教授 最終講義
「彷徨の40年・・核酸の化学から生物学へ」

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大隅良典教授 最終講義
「基礎生物学研究所で過ごした13年」

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4月より、飯田教授は静岡県立大学で、大隅教授は東京工業大学で、それぞれ研究を続けられます。

名古屋市科学館ノーベル賞展

名古屋市科学館にて1月31日〜3月15日の日程で開催されている「小林・益川・下村 ノーベル賞展」。基礎生物学研究所は「生命科学の研究で活躍するGFP」を紹介する展示にて、蛍光タンパク質を活用して撮影された画像展示や、筋肉がGFPで光るメダカの標本展示などをご協力させていただいております(協力研究室:バイオリソース研究室・高次細胞機構研究部門・植物器官形成学研究室・生殖遺伝学研究室)。是非皆様、名古屋市科学館に足をお運び下さい。

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ワトソン博士とスタイツ博士ご来訪

DNAの二重らせん構造の発見でノーベル賞を受賞したジェームズ・ワトソン博士と、ワトソン博士の弟子でRNA研究者のジョアン・スタイツ博士が23日に研究所に来訪されました。


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24日午前には、岡崎の3研究所で学ぶ大学院生と両博士との懇談会が、そして午後には講演会が行われました。
懇談会は、大学院生からの質問にワトソン博士とスタイツ博士が答える、という形で進行しました。DNA二重らせん構造発見の秘訣を聞かれたワトソン博士は、模型を使ってモデルを作成しようと思ったこと、また、クリック博士と二人で一つの仕事に取り組んだ事がとても重要であったと語って下さいました。


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午後からの講演会では、スタイツ博士は "Small RNPs: Versatile regulators of gene expression in mammalian cells." というタイトルで、最新の研究成果を発表されました。ワトソン博士は "Science in Ten Ways over 60 years (1948-2008)” と題して、ご自分の研究生活の様々なシーンを振り返り、研究者として生きてゆく術についてユーモアを交えながらお話しされました。


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