一般公開に向けて展示勉強会を実施2019/06/19
「もうすぐムシの日!」のイベントが行われた同じ日の夕方、10月5日(土)の一般公開に向けた準備の一環として、展示についての勉強会を蒲郡生命の海科学館にて開催しました。科学館の展示を見ながら、山中敦子館長に展示制作のポイントを解説いただきました。見せたい部分に注目を向けるための照明や矢印の工夫や、間の取り方、レイアウトの工夫などについてのノウハウを教えていただきました。

山中敦子館長
昆虫好きのための講演会&ワークショップ2019/06/19
蒲郡生命の海科学館の「もうすぐムシの日!昆虫好き集まれ カブトムシVSクワガタ」(6月2日開催)に基生研が協力しました。午前中の講演会では、九州大学の荒谷邦雄教授が「クワガタムシ・カブトムシの多様性進化の秘密に迫る!」と題して、続いて進化発生研究部門の新美輝幸教授が「カブトムシのツノ作りの秘密」と題して講演を行いました。家族連れを中心として、たくさんの方々が集まりました。虫好きの小さな子供たちが目を輝かせてお話しに聞き入る姿や、昆虫に詳しそうなご老人が熱心にメモを取る姿などが見られました。
午後にはワークショップ「カブトムシの幼虫を見てみよう!」を行いました。新美研の小長谷達郎特別研究員(学振)が講師役を務め、広報室の倉田と科学館スタッフが観察サポートに入りました。ふだんあまり触る機会の無い幼虫を手に取り「フンが出てきた〜!」「体が毛だらけ!」と大興奮。子供だけでなく付き添いの大人も観察を楽しむ機会となった様子でした。

講演中の新美教授

小長谷研究員とクイズを楽しむ子供達
阿形清和 新所長就任2019/04/01
2019年4月1日、阿形清和先生が基礎生物学研究所第9代所長に就任しました。
阿形所長は、1983年12月から1991年3月まで基生研形態形成部門(江口研)の助手をつとめられ、その後、姫路工業大学助教授、岡山大学教授、理研CDBグループディレクター、京都大学教授、学習院大学教授を経て、ひさびさに基生研に戻っていらっしゃいました。
「わくわく感のある生物学の醸成」を目指して、基生研の新体制が始まります。
