出来事

第14回自然科学研究機構技術研究会 開催報告(6/20-21 OCC)2019/07/04


 機構5研究所の技術系職員相互の情報交換と連携を図ることを目的として、各研究所の持ち回りで開催しており、今回は基生研主催となりました。
 5研究所85名参加で、研修講演、ポスターセッション、技術トピックス、3Dプリンタ交流会報告に加えて体験型見学と盛りだくさんでしたが、活発な意見交換が行われました。
 特に「3Dプリンタ交流会」は、異分野の5研究所において共通の技術分野を世話人会で模索し、この研究会から派生した勉強会です。これをきっかけに利用分野の広さを認識し、基生研では3Dプリンタによる葉原基モデルの印刷に至りました。
 研究会ではこれに関連した研修講演として、長谷部教授にご講演いただきました。ご研究内容を分野外の者も興味深く聴講できるご配慮のみならず、随所に多くの技術職員との関わりを具体的に紹介して下さいました。ネットワーク作りの大切さは、職場関係のみならず、人生において最も重要かもしれないとのコメントが印象に残りました。
(生物機能情報分析室 森 友子技術班長)
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  • 参加者の感想(アンケートより)
  • ・異分野の人達との交流は刺激が多く、有意義でした。
  • ・今回は特に各研究所間の連携を感じました。
  • ・新しく体験型の見学会があり、興味深く参加させていただきました。
  • ・長谷部研の研究内容について、技術職員の関わりに焦点を当てた話を聞くことができて大変興味深かった。
  • ・3Dプリンタを活用した事例を目の当たりにして、わくわくした。
  • ・基生研のチャレンジングな姿勢が素晴らしかったです。


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一般公開に向けて展示勉強会を実施2019/06/19


「もうすぐムシの日!」のイベントが行われた同じ日の夕方、10月5日(土)の一般公開に向けた準備の一環として、展示についての勉強会を蒲郡生命の海科学館にて開催しました。科学館の展示を見ながら、山中敦子館長に展示制作のポイントを解説いただきました。見せたい部分に注目を向けるための照明や矢印の工夫や、間の取り方、レイアウトの工夫などについてのノウハウを教えていただきました。

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山中敦子館長

 

昆虫好きのための講演会&ワークショップ2019/06/19


蒲郡生命の海科学館の「もうすぐムシの日!昆虫好き集まれ カブトムシVSクワガタ」(6月2日開催)に基生研が協力しました。午前中の講演会では、九州大学の荒谷邦雄教授が「クワガタムシ・カブトムシの多様性進化の秘密に迫る!」と題して、続いて進化発生研究部門の新美輝幸教授が「カブトムシのツノ作りの秘密」と題して講演を行いました。家族連れを中心として、たくさんの方々が集まりました。虫好きの小さな子供たちが目を輝かせてお話しに聞き入る姿や、昆虫に詳しそうなご老人が熱心にメモを取る姿などが見られました。

午後にはワークショップ「カブトムシの幼虫を見てみよう!」を行いました。新美研の小長谷達郎特別研究員(学振)が講師役を務め、広報室の倉田と科学館スタッフが観察サポートに入りました。ふだんあまり触る機会の無い幼虫を手に取り「フンが出てきた〜!」「体が毛だらけ!」と大興奮。子供だけでなく付き添いの大人も観察を楽しむ機会となった様子でした。


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講演中の新美教授

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小長谷研究員とクイズを楽しむ子供達

 

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