オストレオコッカス(プラシノ藻)

亜熱帯海域の代表的なピコプランクトン

プラシノ藻という黄緑色の藻類は、全ての緑色植物の祖先と考えられている単細胞の藻類です。プラシノ藻の中でも、あらゆる最小と言われるオストレオコッカスで、2つのエコタイプのゲノムが決定されました。

しかし、彼らがそれぞれの環境でどのような光合成を行っているかは、ほとんどわかっていません。私たちは、「緑色植物の祖先はどのような光合成をしているか」、「生育場所が異なると集光アンテナはどう変わるのか」、に注目して研究を行っています。

Ostreococcus tauri

  • 亜熱帯海域の混合域に棲息
  • (珊瑚礁で単離)

Ostreococcus lucimarinus 

  • 亜熱帯海域の表層域に棲息

Ostreococcus sp. RCC809 

  • 亜熱帯海域の中層域に棲息

Ostreococcus tauriは、天然海水で培養する天然海水は必須