私たちは一緒に研究を行う大学院生を募集しています．分子生物学，生化学，光合成生理学の技術を中心に，分光学や細胞生物学などさまざまな技術を身につけ「植物がいかに環境に応じて効率的に光を集めているのか」その中心的課題に取り組みます．

大学院生として私たちと共に研究をするためには総合研究大学院大学（総研大）に入学する必要があります．

総研大は，大学共同利用機関が有する優れた研究環境と人材を活用してトップクラスの研究者を養成する，という世界でも類例のないコンセプトのもと，昭和63年に設立された大学院大学です．大学院生は日本中から広く集まり，5年一貫の博士課程によりトップクラスの研究者を目指します．入試は夏季（8月）と冬季（1月）に行われ，書類選考、筆記試験（英語と小論文）、面接によって選抜されます。

また，基礎生物学研究所の内部を見学する機会もたくさんあります。一般の方々を対象とした3年に一度の「一般公開」や，大学生以上を対象にした，春休みの「オープンキャンパス」，夏休みの「大学生のための夏の実習」，年に数回行われる「大学院説明会」，大学３年生以上を対象に随時募集される「体験入学」などの制度もあり，毎年多くの大学生たちが岡崎を訪れています（特に「夏の学校」と「体験入学」は旅費，滞在費を研究所が負担するのでおすすめです）．

基礎生物学研究所の大学院生は，全員が研究所のリサーチアソシエイト（RA)となり給付を受けます．その他さまざまな助成制度もありますので，経済的な理由で大学院進学を躊躇している方も気軽に相談してください．

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