田中実准教授が出前授業を行いました2012/06/13
生殖遺伝学研究室の田中実准教授が、研究所近隣の岡崎市立竜美丘小学校の5年生を対象に出前授業を行いました。田中准教授はメダカを用いて、性別が決まる仕組みや、生殖細胞がつくられる仕組みを研究しています。竜美丘小学校での田中准教授の出前授業は今年で5年目になりました。

授業は、5年生の理科で習う「メダカの誕生」の単元に合わせた内容です。オスとメスのメダカや、生まれたてから孵化直前までの様々な時期の卵が、研究所から教室に持ち込まれました。授業では、メダカのオスとメスの見分け方、採卵のしかた、メダカの卵の育ち方の解説が行われ、後半は、班に分かれて卵の顕微鏡観察が行われました。

メスのメダカのおなかについた卵の回収に挑戦

顕微鏡を大型モニターに繋いでメダカの卵の構造を解説

「うぉ、見えた〜!」とメダカ胚の心臓が拍動する様子に歓声が上がりました。大型モニターに映し出された胚をじっと見つめて考えを巡らす生徒さんの姿もみられました。

こちらは授業前の準備の様子です。田中研の栄さんと木下さん、モデル生物研究センターの鈴木さんが、授業の支援を行いました。
田中実准教授が出前授業を行いました2010/05/27
生殖遺伝学研究室の田中実准教授が研究所近隣の岡崎市立竜美丘小学校の5年生を対象に出前授業を行いました。タイトルは、「メダカの卵を見て、育てよう」。5年生の理科の授業では、メダカの観察が行われます。これに先立ち、雌雄の見分け方、採卵の方法、卵の扱い方、卵と赤ちゃんメダカの観察の仕方など、メダカ研究者の田中准教授と小林佳代研究員が生徒さん達に伝授しました。

田中実准教授

小林佳代研究員

授業前の準備の様子
第9回自然科学研究機構シンポジウム開催2010/03/21
第9回となる自然科学研究機構シンポジウムが行われました。今回のテーマは「ビックリ 4Dで見るサイエンスの革新」、今話題の立体映像を用いて最新の研究成果を紹介する企画です。当日は500人収容のホールは超満員、立体映像用のメガネをかけて、研究者のトークと映像を楽しんでいただきました。また、会場では自然科学研究機構を構成する5つの研究所を紹介する展示が行われました。基礎生物学研究所のブースでは、GFPで光るメダカ胚(固定サンプル)の観察と、タバコ由来の植物培養細胞の顕微鏡観察を行いました。沢山のご来場をいただきまして、ありがとうございました。


シンポジウムには基礎生物学研究所から藤森俊彦教授が登壇、「哺乳類初期発生の理解の為のライブイメージング」と題して、マウス胚の初期発生に関する立体映像を交えながら研究紹介を行いました。

立体メガネをかけて、映像をご覧になる来場者の皆さん。

ブース展示にも沢山のご来場をいただきました。ありがとうございました。









