
基礎生物学研究所
NIBB Conferenceは、所内の教授等がオーガナイザーとなり、海外からの招待講演者を交えて開催される国際会議です。研究所創立の1977年に開催された第1回以来、基礎生物学分野の国際交流の場として親しまれています。
国内外の研究者の協力のもとに、基礎生物学研究所で行われる国際実習コースです。
ドイツ・ハイデルベルグ大のCentre for Organismal Studies Heidelberg (COS Heidelberg)は、生物学研究を推進する研究センターです。基礎生物学研究所とCOS Heidelbergとの間では、これまでにも小型魚類、サンゴ、植物、顕微鏡に関する共同研究や、研究者や大学院生の相互訪問などが行われてきました。2019年7月に両者の間で連携協定を締結し、今後、共同研究の推進、技術や情報の共有、研究者や大学院生の相互訪問が活発に行われることが期待されます。
European Molecular Biology Laboratory(欧州分子生物学研究所、EMBL)は欧州18ヶ国の出資により1974年に設立された研究所で、分子生物学のさまざまな分野をカバーする80余りの研究グループが、世界の分子生物学をリードする高いレベルの基礎研究を総合的に行っています。基礎生物学研究所は、2005年より EMBLと共同研究、研究者交流を行っています。
2010年3月、自然科学研究機構は、アメリカのプリンストン大学と学術交流協定を締結しました。基礎生物学研究所とプリンストン大学の間で共同研究をすすめています。
2010年8月、基礎生物学研究所は、シンガポールのテマセック生命科学研究所と学術交流協定を締結しました。2020年までの10年間、共同研究の推進、学生および研究者の交流、実習コースの共催などを行いました。
2009年4月、基礎生物学研究所は、植物科学分野での研究推進を目的として、ドイツのマックス・プランク植物育種学研究所 (Max Planck Institute for Plant Breeding Research, MPIPZ) と学術交流協定を締結しました。2014年までの5年間、合同シンポジウムの開催や、研究者交流を行いました。
NIBB 基礎生物学研究所では、生物科学学会連合の推薦のもと、生物学における新しい研究課題としての問題発掘を目指し今後生物学が進むべき新たな研究分野の国際的コミュニティ形成を支援する為の国際研究集会Okazaki Biology Conferences(略称OBC)を開催しています。