2009.05.07 部門公開セミナー
共焦点顕微鏡のための新規 3D 再構成ソフトウェアの作製、および 4D での細胞トラッキングと特定組織外形変化の同時可視化法
大綱 英生 (Hideo Otsuna) (Univ. of Utah, Dept. of Neurobiology & Anatomy)
2009年05月07日(木) 13:00 より 14:00 まで
明大寺地区1階会議室(111)
時空間制御研究室 野中茂紀 内線7590
科学者は現象を可視化するために昔から様々な道具を作製してきた。近年ではコンピュータの発達と共に、それらの道具は現実世界に形を持たないソフトウェアとしても存在するようになった。
本セミナーでは我々が作製した 3D / 4D の現象を可視化するソフトウェアおよびそれらを用いた未知の生命現象の可視化、また生物学者にとって有用な既存の 3D / 4D 再構成ソフトウェアについて紹介する。
またここ数年、生物学者はコンピューターサイエンティストとの共同研究を行う機会が増えつつある。そのようなときに「何に気をつけて」、「どのような方向で」共同研究を進めれば成功しやすくなるのか、私の経験を元に解説する。