2009.03.19-20 第一回班会議が開催されました

20090319_018meetingcrop.jpg吉川研一先生による特別講演
情報通信研究機構神戸研究所において第一回の班会議が開催されました。計画研究代表者や同行者33名が参加しました。吉川研一先生(京都大学、本領域総括班研究協力者)に「新学術領域研究”遺伝情報収納・発現・継承の時空間場”の発展に期待して」と題した特別講演をいただき、「遺伝情報場」の研究の重要性について議論が行われました。引き続いて、各計画研究代表者から各研究課題の概要と進捗状況について報告があり、今後の方向性について議論が交わされました。
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2009.01.27 公募研究の募集を開始しました(2009.3.6締め切りました)

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遺伝情報が機能する統一的な場を理解するためには、より広い手法や視点、生命対象を研究することが必要です。そのために、計画研究班が担当しない研究手法、生物対象、生命現象、新しい解析法の開発などについては、計画研究を補完する研究課題(15件程度)を公募研究によって補填し、領域全体の推進を図ります。

2009.01.26-28 第26回染色体ワークショップが開催されました

染色体ワークショップは染色体研究者による研究会です。今回は「遺伝情報場」と、特定領域研究「染色体サイクル」「DECODE」班の共催で開催されました。「遺伝情報場」の班員も多く参加しました。

第26回染色体ワークショップ

2009.1.10-12 定量生物学の会第一回年会が開催されました

定量生物学の会は、定量的手法を駆使して新しい生命の捉え方を模索する若手研究者の集まりです。「遺伝情報場」は会の趣旨に賛同し、若手研究者を応援するために、第一回年会の開催費の一部をサポートしました。

定量生物学の会HP

2008.12.9-12 BMB2008学会が開催されました

日本分子生物学会と日本生化学会の合同大会。計画班員の大山隆は「クロマチンを基盤とした遺伝情報の収納と発現」のシンポジウムをコオーガナイズしました。

2008.12.5 ヒトES細胞、新たに2株の樹立に成功(末盛ら)


PhotoSuemori.jpg末盛博文准教授(京都大)本領域計画研究「発生・分化におけるクロマチン高次構造の解析」の研究代表者である末盛博文らのグループは、万能細胞の一種であるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)を新たに2株樹立することに成功し、発表しました。再生医療など幅広い分野へ役立つことが期待され、発生過程における遺伝情報場の理解にもつながる成果です。

京都大学プレスリリース

2008.11.13 新学術領域研究「遺伝情報場」発足しました


members.jpg計画研究代表者集合写真遺伝情報が適切に細胞核の中に収納され、情報が読みとられ、次世代に継承される機構を理解するために、さまざまな生命活動に伴って核内に局所的・過渡的に形成される「時空間場」の実体を最先端の測定・解析技術を駆使して明らかにする新学術領域研究「遺伝情報収納・発現・継承の時空間場(略称:遺伝情報場)」が発足しました。当領域の構想に関しては、数年前から主要メンバーが集まり、議論を重ねてきました。今後、公募研究の研究者も加えて、多様な研究者による新たな視点や手法による共同研究を推進し、遺伝情報制御分野において新たな展開を目指します。

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