関連学会・シンポジウム

「遺伝情報場」に関連する学会・シンポジウム・研究会を紹介します。

2013.8.25 一般公開シンポジウム「DNAをあやつる生物のしくみ」を開催します(大阪)

本領域の終了と新たな新学術領域「クロマチン動構造」(領域代表:胡桃坂仁志早稲田大教授)の発足に伴う一般公開シンポジウムを8月25日(日)に千里ライフサイエンスセンターにて開催します。「遺伝情報場」領域のこれまでの成果や、「クロマチン動構造」領域で目指すことを9名のスピーカーが一般の方にもわかりやすく講演します。

一般公開シンポジウム「DNA をあやつる生物のしくみ」

日時:2013 年 8 月 25 日(日)13:00〜17:25
会場:千里ライフサイエンスセンター
サイエンスホール
http://www.senrilc.co.jp/conference/sciencehall.html
対象:本領域の研究に興味のある研究者、地元高校生や一般の方
主催:新学術領域「遺伝情報場」、新学術領域「クロマチン動構造」
連絡先:山縣一夫(大阪大学)
その他:参加費無料、事前登録不要、入場随時、駐車場有(有料)

プログラム(仮):(敬称略)

12:30~開場~

I. 新しい(視点で捉えた)生物学
13:00 平岡 泰(大阪大)あいさつ「この夏、遺伝情報場がおもしろい!」
13:05 平岡 泰「DNA の情報を子孫に伝える仕組み」
13:30 河野 秀俊(原子力機構)「スーパーコンピューターで探る分子の動き」
13:55 徳永 万喜洋(東工大)「分子1個を光で観る生命のダイナミックな姿」

14:20~コーヒーブレイク(意見交換)~

II. 役立つ生物学
14:35 田代 聡(広島大)「放射線から遺伝情報を守る」
15:00 大川 恭行(九州大)「生命を形作る未知の暗号を解読する」
15:25 山縣 一夫(大阪大学)「卵子 DNA を顕微鏡で良く見て不妊を知る」

15:50~コーヒーブレイク(意見交換)~

III. 楽しい生物学
16:05 原口 徳子(情報通信研究機構) 「ふたつの核を使い分ける魅惑の生物テトラヒメナ」
16:30 木村 宏(大阪大学) 「遺伝子につけられた「印」を追って」
16:55 胡桃坂 仁志(早稲田大学) 「細胞内の DNA の正体を原子のレベルで見る」
17:20 胡桃坂 仁志 おわりに「クロマチン動構造だっておもしろい!」

17:25 ~終了~

関連書籍

「遺伝情報場」に関連する書籍、班員が執筆した書籍などを紹介します。

[FEBS journal] Minireview Series

FEBS journalの2010年2月号(Volume 277, Issue 2)のMinireview Seriesを本領域の胡桃坂と香川が編集し、本領域の胡桃坂、香川、平岡、原口が執筆した総説が掲載されました。

FEBS journal

[実験医学増刊] 細胞核ー遺伝情報制御と疾患

091028jikkennigaku.jpgまさに「遺伝情報場」である細胞核についての最新の知見をまとめた実験医学誌の増刊号が発表されました。本領域の平岡、原田、木村(宏)、田代が編集を務め、多くの班員が執筆を担当しています。

出版社サイト

DNA Conformation and Transcription

ohyamabooks05.jpg計画班員の大山隆が編著した英文専門書

出版社サイト

生細胞蛍光イメージング

hiraokabook.jpg領域代表者の平岡泰が編集に参加した顕微鏡コースブック

出版社サイト [ch0]