MPIPZ

Home国際連携MPIPZ > 連携活動

連携活動

NIBB-MPIPZ 若手研究者交流事業(研究者派遣)

MPIPZ との共同研究、または共同研究打ち合わせを希望する所内および所外の若手研究者に対し、旅費および滞在費サポートを行いました。

 

派遣研究者(2009年度)

2010年2月25日~ 2月28 日
丸山 伸之 准教授(京都大学大学院農学研究科)
Cerrone Cabano 大学院生(京都大学大学院農学研究科)

 

2010年2月26日~ 3月3日

木下 俊則 准教授(名古屋大学大学院理学研究科)

 

2010年2月15日〜3月6日
山田 健志 助教(基礎生物学研究所)

 

<派遣報告> 山田 健志

 ER ボディはシロイヌナズナの子葉や根から見つかった小胞体由来のオルガネラであるが、その機能は不明である。傷害や、傷害ホルモンであるジャスモン酸処理でも新しくERボディが誘導されることから、食害昆虫や病原菌に対する抵抗反応に関わっていることが示唆されている。ERボディにはPYK10と呼ばれるβグルコシダーゼが大量に蓄積していることから、何らかの糖化合物を基質として抗菌物質を生産していると考えられた。そこで,私はMax Plank Institute for Plant Breeding Research(MPIPZ) に滞在し、Paul Schülze-Lefert 博士、Pawel Bednarek 博士、京都大学の中野亮平氏と共同でER ボディの機能に関わる実験を行った。
 実験の結果,ERボディの機能に関わる興味深い結果が得られた。これらの結果は、ERボディの機能発現に関わる全く予期しなかった現象を発見する端緒になると思われる。滞在中、現地の研究者とディスカッションを行い、論文には紹介されていない最先端の知識を得られたことも非常に良い点であった。今後もPaul Schülze-Lefert博士、Pawel Bednarek博士との共同研究を継続し、得られた成果を論文として報告したいと考えている。