2012.05.14 - 2012.05.15 共同利用共同研究・研究会
モデル生物・非モデル生物のプロテオミクスが拓く生物学
2012年05月14日(月) 13:30 より 2012年05月15日(火) 14:30 まで
岡崎コンファレンスセンター(大会議室)
5月14日(月)、15日(火)岡崎コンファレンスセンター(愛知県岡崎市)にて基礎生物学研究所研究会「モデル生物・非モデル生物のプロテオミクスが拓く生物学」(提案代表者:早稲田大学加藤尚志先生)を開催いたします。
この研究会はヒトを含めた哺乳動物のゲノム情報を活用したプロテオミクス研究の最前線を学びつつ、次世代シーケンサーの普及により整備されつつあるさまざまな生物のゲノム情報を駆使した新しい生物学を展望することを目的としています。
本研究会は公開とします。
プログラム
5月14日(月)
13:30−
研究会開催にあたって
上野 直人(基礎生物学研究所)
加藤 尚志(早稲田大学・先端生命医科学センター)
13:40−
ヒトプロテオーム絶対定量プロジェクト:網羅的ターゲットプロテオミクスの開発と応用
中山 敬一(九州大学・生体防御医学研究所)
14:30−
質量分析によるタンパク質定量解析を応用した生命現象の再構築
大槻 純男(熊本大学大学院・生命科学研究部)
15:00−
造血解析モデルにおけるプロテオミクス
加藤 尚志(早稲田大学・先端生命医科学センター)
15:30− コーヒーブレイク
16:00−
海産生物を用いた鞭毛繊毛の構造機能の多様化に関する研究
稲葉 一男(筑波大学臨海実験センター)
16:30−
非モデル生物におけるプロテオミクス解析の実践と可能性
山田 力志(名古屋大学大学院・理学研究科)
17:00−
ヒドラのペプチドミクス
藤澤 敏孝(分子科学研究所)
17:30−
シロイヌナズナ分泌型ペプチドの解析から見えてきた翻訳後修飾ペプチドホルモンの世界
松林 嘉克(基礎生物学研究所)
18:00−
植物免疫シグナリングの理解に向けたリン酸化プロテオミクスの可能性
中神 弘史(理化学研究所・植物科学研究センター)
18:30− 懇親会
5月15日(火)
9:00−
質量分析によるネットワーク解析
夏目 徹(産業技術総合研究所・バイオメディシナル情報研究センター)
9:50−
モデル生物・非モデル生物のゲノム・トランスクリプトーム解析の現状
~次世代シークエンシング技術をどのようにプロテオーム研究へ結びつけるか~
重信 秀治(基礎生物学研究所)
10:20−
血球系細胞に関わる増殖因子の構造と機能
黒木 良太(原子力研究開発機構)
10:50− コーヒーブレイク
11:20−
ファージディスプレイ技術による標的分子特異的抗体の設計~網羅的抗体取得に向けた手法確立の可能性~
伊東 祐二(鹿児島大学大学院・理工学研究科)
11:50−
無細胞タンパク質合成系を用いた絶対定量トランスメンブレンプロテオーム解析
武森 信暁(愛媛大学・プロテオ医学研究センター)
12:30-
技術情報提供(株式会社エービー・サイエックス)
中会議室にて(昼食付)
13:30−
配偶子膜マイクロドメインに焦点をあてた受精シグナル機構の解析
佐藤 賢一(京都産業大学・総合生命科学部)
14:00−
海産無脊椎動物の神経分泌ペプチドの網羅的解析
吉国 通庸(九州大学大学院・生物資源環境科学)
15:00- 基生研見学(コース未定)
参加費:無料
懇親会費:4,000円程度を予定
2日目にランチョンセミナーを予定しております。
参加登録:所属、氏名、懇親会参加の有無を記してメールで事前登録して下さい。
メール登録先:三宅 智子 miyake@nibb.ac.jp