カリッサ属 キョウチクトウ科 Carissa Apocynaceae

カリッサの棘は奇妙な位置についている。成長し終えた茎の先端にある棘を見ただけでは何が変形したのか首をかしげてしまう。しかし、「枝は必ず葉の腋に付く(芽は葉腋に形成される)」という被子植物の発生拘束を考慮すると仮説を考えることができる。

How are spines of Carissa formed? When we incorporate the developmental constraint of angiosperms: “new shoots are formed at the axils of leaves”, we can interpret that the spine is a shoot.

「枝は必ず葉の腋に付く(芽は葉腋に形成される)」ことを念頭に、まだ成長途中のシュート先端を観察すると、棘はシュートが変形したものだということがわかる。上の図で線は葉、矢印は茎を表してある。シュートは数対の葉を形成すると、腋に棘となるシュート(図の5と5’)を持つ小さな対生葉(2と2’)を作って茎頂分裂組織は成長を止める。棘となるシュートは対生葉をつけ、その腋にも棘となるシュートを形成する。

In the above drawings, lines and arrows indicate leaves and shoots, respectively. A main shoot forms several pairs of opposite leaves and terminates. The last two leaves (2 and 2’) are much smaller than previous leaves (e.g. 1 and 1’) and subtend a shoot to be a spine (5 and 5’).

シュート頂は棘となるか(左図)、さらに葉を着け、その腋にさらに棘となるシュートを形成する(右図)。

The spine shoot sometimes form leaves and the secondary spine shoots are formed at the axes of the leaves.

 

 

カテゴリー: 5.18.03.04.Gentianales.リンドウ目, Modified shoots   パーマリンク

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