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各種申請・申し込み

マウス凍結精子の作製受託について

IBBP センターでは、マウス凍結精子の作製受託を始めました。

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背景

大学連携バイオバックアッププロジェクト(IBBP)では研究途上の様々な生物遺伝資源をバックアップ保管し、災害や事故が発生した際にバックアップ保管した生物遺伝資源を返却することで、速やかな研究の復旧を支援するプロジェクトです。

本プロジェクトで保管できる生物遺伝資源は、液体窒素中での保管を前提としているため、サンプル作製についての問い合わせが多くあります。

そこで、利用者からの希望が特に多いマウス凍結精子の作製を東北大学 加齢医学研究センター 医用細胞資源センターに外部委託し、IBBP での保管が認められた申請についてはマウス凍結精子を無料で作製支援することにいたしました。

このことにより、さらに多くの研究者が IBBP でのバックアップ保管を利用できる体制を整備することを目的としています。

 

マウス凍結精子作製について

以下の条件をご了承ください。

保管審査申請書(マウス凍結精子作製依頼書 付)に必要書類を添付してご提出いただき、審査で受け入れが認められた申請について、マウス凍結精子の作製が可能であること

保管申請の受け入れが認められる前に、必要な情報(添付書類等)が関係者に通知される事

無料でのマウス凍結精子作製の上限(一人の申請者について1年間に4系統程度まで)について

保管受け入れが決定した場合、以下の追加書類を提出いただく事

 ○SPF 証明書(微生物モニタリング検査結果)
 ○生物遺伝資源の提供及び保管委託同意書(MTA)
  *申請者所属機関および東北大学加齢医学研究所および基礎生物学研究所の3者で締結します
 ○その他、追加必要書類(東北大での遺伝子組み換え実験に必要な情報を記入した書類)

 

マウス凍結精子作製・保管までの流れ

保管審査申請書および必要書類の作成

 保管申請の手順1に従ってください

保管審査申請書等を担当の大学サテライト拠点に提出(~1週間)

 保管申請の手順2に従ってください

保管審査申請書を元にIBBP計画推進委員会で審査(~1ヵ月)

 毎月1回(各月の1日から)審査を行います

審査の結果、バックアップ保管が認められた場合の追加書類提出

 東北大学に提出する下記2点(+α)の追加書類を準備してください。
  *追加書類提出後、東北大学内での事務手続きに 1 カ月程度を要します

 ○SPF 証明書(微生物モニタリング検査結果)
 ○生物遺伝資源の提供及び保管委託同意書(MTA) *通常の書式とは異なります
 ○その他、追加必要書類等

東北大学にマウスを輸送
  *マウス輸送の日程調整が必要となります

東北大学にてマウス凍結精子作製

東北大学で作製されたマウス凍結精子が IBBP センターに輸送され、バックアップ保管を開始

 

マウス凍結精子作製に必要となるの提出書類一覧

保管審査申請書提出時に必要な書類

 ○保管審査申請書(マウス凍結精子作製依頼書 付)
 ○業績一覧
 ○遺伝子組換え生物等の情報提供書(マウス凍結精子作製用の専用書式を使用してください)
  *組換え体作製の際に使用したベクター情報(ベクターマップ)等の詳細な情報もご提出ください

保管受け入れが認められた場合

 ○SPF証明書(微生物モニタリング検査結果)
 ○生物遺伝資源の提供及び保管委託同意書(MTA)
  *通常の書式とは異なります
  **申請者所属機関で3部作成し、公印を押印して東北大学へ郵送してください
 ○その他、追加必要書類等
  *遺伝子組み換え実験申請に必要な情報や書類をご提出いただきます

必要書類につきましては、各種申請・申し込みページから、専用書式をダウンロードしてください。

 

マウス凍結精子作製についての問い合わせ先

提出書類について

基礎生物学研究所 IBBP センター

 TEL : 0564 - 59 - 5931
 E-mail : ibbp < a > nibb.ac.jp

 

マウスの輸送について

東北大学加齢医学研究所 医用細胞資源センター

 TEL : 022 - 717 - 8571
 E-mail : ibbp < a > grp.tohoku.ac.jp


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