成果情報

【電子顕微鏡支援:渡辺雅彦(北海道大学)】[2024.12.16]
橋本谷祐輝 准教授(同志社大学)の論文がeLife に掲載されました

Hirai H., Konno K., Yamasaki M., Watanabe M., Sakaba T., Hashimotodani Y. Distinct release properties of glutamate/GABA co-transmission serve as a frequency-dependent filtering of supramammillary inputs. eLife (2024) 10.7554/eLife.99711:10.7554/eLife.99711

<概要>視床下部に位置する乳頭体上核は海馬へと投射し、歯状回の主要出力細胞である顆粒細胞とシナプスを形成し、グルタミン酸とGABAを共放出することが知られています。しかし、それぞれの神経伝達物質が同じシナプス終末において、どのように貯蔵されているのかよくわかっていませんでした。本研究では、電気生理学的手法と形態学的手法を用いて、グルタミン酸とGABAが別々のシナプス小胞に蓄えられていることを明らかにしました。ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:渡辺雅彦)では樹脂包埋超薄切片による多重蛍光免疫染色と、連続電顕・免疫電顕による興奮性・抑制性シナプスの微細構造解析を担当しました。

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