成果情報

【電子顕微鏡支援担当:太田啓介(久留米大学)】[2024.12.13]
小柴琢己 教授(福岡大学)の論文が Journal of Biological Chemistryに掲載されました


Ban T., Kuroda K., Nishigori M., Yamashita K., Ohta K., Koshiba T. Prohibitin 1 tethers lipid membranes and regulates OPA1-mediated membrane fusion. Journal of Biological Chemistry (2024) 10.1016/j.jbc.2024.108076:10.1016/j.jbc.2024.108076

<概要>ミトコンドリアは二重の膜で構成されている特徴的なオルガネラで、主に細胞内で消費されるエネルギーの大半を産生する重要な場所です。このような活動を行うために、ミトコンドリアは絶えず融合と分裂によりその形態を維持していますが、その分子機構はこれまであまり理解されていませんでした。本研究では、ミトコンドリアの内膜に局在するタンパク質Prohibitin 1の働きを詳細に解析することで、ミトコンドリア内膜における融合機構の一端を再構成実験系により明らかにしました。本成果は、ミトコンドリア形態異常による疾患理解に大きな貢献が期待されます。ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:太田啓介)では、電子顕微鏡によるプロテオリポソームの解析支援を行いました。

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