成果情報

【電子顕微鏡支援:豊岡公徳(理化学研究所)】[2024.12.10]
佐藤明子 教授(広島大学)の論文が EMBO reports に掲載されました

光によって細胞内でのタンパク質の輸送をコントロールできる新しい方法「RudLOV法」を開発しました

Tago T., Ogawa T., Goto Y., Toyooka K., Tojima T., Nakano A., Satoh T., Satoh A. K. RudLOV is an optically synchronized cargo transport method revealing unexpected effects of dynasore. EMBO Reports (2024) 10.1038/s44319-024-00342-z:10.1038/s44319-024-00342-z

<概要>本研究では、光によって細胞内でのタンパク質の輸送をコントロールできる新しい方法「RudLOV法」を開発し、この手法を使って dynamin 阻害剤, dynasore の新しい作用を発見しました。dynamin 2 が積荷タンパク質のゴルジ体からの搬出に必要であることはすでに報告があります。本研究では、 dynasore が dynamin 2 に加えて、ゴルジ体のシス側で機能する未知の因子の機能を阻害することで、ゴルジ体シス槽の成熟を阻害することを示しました。ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:豊岡公徳)では、アレイトモグラフィーによるゴルジ層板構造の3次元的解析支援を行いました。

プレスリリース プレスリリース(広島大学のサイト)

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