成果情報

【光学顕微鏡支援担当:三上秀治(北海道大学)】[2023.10.10]
堤元佐 特任助教(生命創成探究センター)の論文が Frontiers in Cellular Neuroscienceに掲載されました


時空間での蛍光相関解析が生体深部超解像イメージングを可能にする
~生きた脳の深部でナノスケールの神経細胞微細形態の可視化に成功~

Tsutsumi M., Takahashi T., Kobayashi K., Nemoto T. Fluorescence radial fluctuation enables two-photon super-resolution microscopy. Frontiers in Cellular Neuroscience (2023) DOI:10.3389/fncel.2023.1243633

<概要>本研究では、蛍光顕微鏡観察像の時空間相関解析に基づく超解像法 SRRF を二光子顕微鏡法に適用することで、これまで観察が困難であった生体脳深部のナノスケールの神経細胞微細形態を可視化することに世界で初めて成功しました。ABiS・光学顕微鏡支援(支援担当:三上秀治・小林健太郎)では、本研究で報告した新規手法の評価のため、構造化照明超解像顕微鏡(SIM)観察の支援を行いました。

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