成果情報
【光学顕微鏡支援:藤森俊彦(基礎生物学研究所)】[2023.05.19]
杉原圭 助教(九州大学)の論文が iScience に掲載されました
細胞の境界の湾曲構造に隠れた原理を発見
Miyazaki S., Otani T., Sugihara K., Fujimori T., Furuse M., Miura T. Mechanism of interdigitation formation at apical boundary of MDCK cell. iScience (2023) DOI:10.1016/j.isci.2023.106594
<概要>本研究では、腎尿細管由来の上皮細胞株MDCK細胞の密着結合の湾曲構造に関して、構造の大きさと振幅にスケーリングと呼ばれる法則性があることを発見しました。次に、このような構造は、湾曲の長さを最小化する働きと、膜をランダムに変形させる働きの組み合わせによって生じることを示しました。ABiS・光学顕微鏡支援(支援担当:藤森俊彦)では、ライブイメージングにより、in vivoでの尿細管の構造形成を可視化する支援を行いました。
プレスリリース(九州大学のサイト)
プレスリリース(生理学研究所のサイト)
プレスリリース(EurekAlert!)
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