成果情報
【光学顕微鏡支援担当:稲葉一男 (筑波大学)】[2022.01.18]
中野裕昭 准教授(筑波大学)の論文が Zoological Science に掲載されました
背面突起を持つ奇妙な形のオニムチョウウズムシを発見
〜新種の海の無脊椎動物〜
Asai M., Miyazawa H., Yanase R., Inaba K., Nakano H. A New Species of Acoela Possessing a Middorsal Appendage with a Possible Sensory Function. Zoological Science 39(2022) DOI:10.2108/zs210058
<概要>本研究では、日本沿岸の複数箇所から採集した体長1-5 mm程の無腸類の一種の形態、行動、発生過程を調べ、分子系統解析も行いました。その結果、本種が未記載種であると判断されたので、その特徴的な背面突起を鬼のツノに見立ててAmphiscolops oni(和名:オニムチョウウズムシ)という学名で、新種として報告しました。ABiS・光学顕微鏡支援(支援担当:稲葉一男)では、光学顕微鏡、電子顕微鏡を使用し、本種の形態学的研究に関する支援を行いました。
プレスリリース(筑波大学ウェブサイト)
特集ページ(筑波大学のウェブサイト)
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