成果情報
【MRI支援:青木茂樹 (順天堂大学)】[2017.07.21]
竹田和良 医師(国立精神・神経医療研究センター病院)の論文が NeuroImage: Clinical に掲載されました
興味や意欲に関わる内発的動機づけに重要な脳領域の異常が統合失調症で明らかに
-統合失調症患者では外側前頭前野の脳活動異常が認められる-
Takeda K., Matsumoto M., Ogata Y., Maida K., Murakami H., Murayama K., Shimoji K., Hanakawa T., Matsumoto K., Nakagome K. Impaired prefrontal activity to regulate the intrinsic motivation-action link in schizophrenia. NeuroImage: Clinical 16, 32-42 (2017)DOI:10.1016/j.nicl.2017.07.003
<概要>統合失調症における内発的動機づけ障害がどのようなメカニズムで生じているのか、内発的動機づけを引き出す課題を用いて、健常者と統合失調症患者の課題中の脳活動と行動の特徴を比較解析することで検証しました。その結果、統合失調症患者では、内発的動機づけに基づいて適切に目的行動を調整する外側前頭前野の脳活動に異常が生じていることを初めて発見しました。ABiS・MRI支援(支援担当:下地啓五)では脳画像解析の一部を支援しました。
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