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基礎生物学研究所
大学生のための夏の実習
2018

 

「大学生のための夏の実習」参加のお誘い

大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 基礎生物学研究所(所在:愛知県岡崎市)は、「大学生のための夏の実習2018」を開催します。8月22日(水)〜8月24日(金)の2泊3日の日程で、基礎生物学研究所にて生物学に関する実習を行います。対象は、生命科学系の大学生、または、生物学に高い関心を持つ他専攻の大学生です(学部1年生〜4年生どの学年でもOK)。実習を通して、研究所での研究活動を体験すると共に、大学の枠を超えた交流を楽しみませんか?各コースにつきそれぞれ3-4名程度を募集します(応募者多数の場合には、志望理由を元に選考とさせて頂きます)。

夏の実習スケジュール 8月22日(水)〜 8月24日(金)

8月22日(水)
10:00 - 10:30 受付 (基礎生物学研究所 明大寺地区)
10:30 - 11:30 開校式 (あいさつ・スタッフ紹介・参加者自己紹介)
11:30 - 17:30 コースごとに分かれて実習
18:00 -     交流会

8月23日(木)
10:00 - 17:30 コースごとに分かれて研究室にて実習(開始時間がもう少し早いコースや、終了時間が遅くなるコースもあります)

8月24日(金)
10:00 - 12:30 実習成果発表会(受講生の皆さんによる体験内容の発表)
12:30 - 13:00 閉校式

13:00 - 関心があれば所内の研究室を訪問できます。所内では大学院説明会も開催されます。

受講について

対象:生命科学分野を専攻する大学生、または、生物学に高い関心を持つ他専攻の大学生。高等専門学校の4年次以上の方も対象です。

受講料:無料

旅費・宿泊費のサポートはありません。希望者は、研究所の宿舎(一泊2500円)をご利用いただけます。

参加お申込み(大学生対象:定員は全体で30名程度)

こちらに必要事項を記入の上、お申し込み下さい。 全コース定員に達しました。本年度の募集を終了します。

実習テーマ

 コース1
  細胞動態研究部門(上田研)

「植物のオルガネラを見る、操作する」本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

オルガネラ(細胞小器官)のはたらきは、それぞれの生物において多様化・特殊化を果たしています。例えば、植物には植物にしかないオルガネラがいくつか存在します。実習では、シロイヌナズナまたはゼニゴケを用いて、植物に特徴的なオルガネラを色々な顕微鏡を使って観察するとともに、オルガネラを操作する方法を考えます。

 コース2
  定量生物学研究部門(青木研)

「細胞内で起こっている化学反応を可視化しよう」
本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

細胞の中ではタンパク質の結合や酵素反応など様々な化学反応が起こっています。これまでは約100万個くらいの細胞を溶かして細胞の中身を取り出し、生化学的に解析をしてきました。しかし同じ遺伝子背景を持つにもかかわらず1つ1つの細胞には個性があり、別々の運命をたどります(人間みたいですね)。そこで細胞の個性を理解するために、蛍光タンパク質と最新のライブイメージングを利用し、それぞれの哺乳類培養細胞の中で起こっている化学反応を可視化し、細胞の機能や疾病との関連について一緒に考えます。

 コース3
  神経細胞生物学研究室(椎名研)

「神経細胞を蛍光で観察しよう」
本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

緑色蛍光タンパク質 (GFP) を発現して光る神経細胞を用いて、蛍光顕微鏡による蛍光観察と画像取得をおこないます。通常の透過光顕微鏡では脳組織中の神経細胞の形態は観察が困難ですが、GFPで光る神経細胞は蛍光顕微鏡により詳細な形態まで浮き彫りにすることができます。神経細胞の美しい姿を実感してください。

 コース4
  クロマチン制御研究部門(中山研)

「タンパク質を精製して機能を調べてみよう!」
本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

私たちの体を構成し細胞のはたらきを支えているナノサイズの部品が「タンパク質」です。このタンパク質の設計図はDNAですが、そのDNAのはたらきを制御しているのもタンパク質です。本実習ではDNAのはたらきを制御するタンパク質をカラムクロマトグラフィーで精製して、その機能を生化学的に解析します。

 コース5
  時空間制御研究室(野中研)

「超高速3D顕微鏡で動く細胞を視る」
本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

光シート顕微鏡と呼ばれる最新方式の顕微鏡を自分たちで組み立て、細胞の運動を4次元(XYZ+時間)撮影し、3次元可視化ソフトを使ってムービーを作成します。顕微鏡の原理と画像処理の基礎を学びつつ、細胞運動の面白さに触れてみてください。

 コース6
  共生システム研究部門(川口研)

「細胞内共生に伴うミヤコグサ共生遺伝子の発現パターン解析」
本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

細胞内共生説は広く受け入れられていますが、その仕組みや多様性には多くの謎があります。マメ科植物と根粒菌の共生系では、菌は感染後数日内でホストの細胞内に取り込まれます。菌が細胞内に取り込まれるまでの遺伝子発現パターンはどのようになっているのでしょうか?実習ではマメ科のモデル植物ミヤコグサを用いて、感染後に変動する共生遺伝子の発現パターンを調べます。

 コース7
  アストロバイオロジーセンター(滝澤研)
   協力:環境光生物学研究部門(皆川研)

「光合成活動を促進・抑制する仕組み」
本コースは定員を超える応募がありましたので募集を終了します

水中の藻類や陸上の植物はその生育環境でただじっとしているだけに見えますが、実際は、激しく変動する環境条件に合わせて光合成活動を最適化するために”動く暇がない”ほど忙しく働いています。分光測定技術を駆使してダイナミックな光合成活動をのぞいてみましょう。

基礎生物学研究所とは

自然科学研究機構 基礎生物学研究所は愛知県岡崎市にある生物学の研究所です。生命の営みの基本をなす遺伝子の働きや細胞の働きを探ると共に、生物が環境に適応し、そして多様な形と能力を持つに至った仕組みを明らかにすることを目指して研究活動を行っています。総合研究大学院大学 生命科学研究科 基礎生物学専攻として大学院教育も行っています。

お問い合わせ

自然科学研究機構 基礎生物学研究所
 広報室 
 〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38
 E-mail: summer2018@nibb.ac.jp
 Tel: 0564-55-7628
 Fax: 0564-55-7597

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