リポゴナム属の葉序 Phyllotaxis of Ripogonum

 

Ripogonum brevifoliumの葉序を出発点に葉序の可塑性について考えてみる。

Ripogonaceaeリポゴナム科は単子葉植物ユリ目に含まれる。同科の共有派生形質は(1)蔓性で棘があること、(2)対生葉序を持つこと、である。しかし、Ripogonum brevifoliumは対生だけでなく、互生、対生、3輪生の3タイプの葉序を付ける。3輪生になる場合にも拡大図のようにきちんと3輪生になる場合(左)と1つの葉がずれる場合(右)がある。徒長枝は鱗片葉だけを3輪生に形成する。なんとも変幻自在に葉序や葉型が変化している。ヤマイモも互生と対生の両方の葉序を不規則に付ける。蔓植物だからといってきちんとした葉序のものもあるが、蔓植物は茎の伸長量が蔓でない植物に加えて大きいので、同調的に葉原基を作るのが難しいのかもしれないので、このような不規則な葉序が蔓植物には出現しやすい傾向にあるかもしれない。また、花序をつける枝では互生になるので生殖成長と関係があるのかもしれない。

The Ripogonaceae belongs to Lilliales in monocots. Opposite phyllotaxis is a synapormophic character of the Ripogonaceae. Phyllotaxis of Ripogonum brevifolium varies in alternate, opposite, and sometimes verticillate. Why they are so diverged? Dioscorea species also form both alternate and opposite phyllotaxis in a plant. Is it related to their vine nature with relative high stem growth rate?

 

 

カテゴリー: 5.0.Angiosperms.被子植物, 5.06.06.Liliales.ユリ目, Ripogonaceae, Ripogonum   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

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