イメージングサイエンス研究領域
発生ダイナミクス研究部門(客員部門)
当研究室は、生物発生における偶然的法則と必然的法則の絡み合いを解くことを目標とする。生物発生を可視化するための技術には多様な技術が要求される。個々の現象に注目しながら、形態と機能の変化の時空間的パターンを解析するための柔軟な技術を開発する。
時空間制御研究室
我々の体の左右非対称性の決定には、発生初期の繊毛運動が作り出す水流(ノード流)が重要な役割を果たす。本研究室ではこの現象の役割を明らかにすべく、主にマウス胚のライブイメージングによる解析を行っている。また、組織深部まで観察可能かつ褪色の少ない蛍光顕微鏡、Digital Scanned Light-Sheet Microscope (DSLM)と2光子顕微鏡を保有し、広く発生生物学や細胞生物学での活用を図っている。顕微鏡についての詳細は研究室ホームページ(http://www.nibb.ac.jp/~bioimg2/)を参照されたい。