プレスリリース:共生菌に栄養を依存するラン(蘭)の発芽メカニズムを解明 〜発芽促進剤を用いた絶滅危惧種の保全へ〜

 鳥取大学 上中弘典准教授らとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として行われた、ラン(蘭)の発芽メカニズムに関係する成果が、2023年9月30日付けで米国植物生理学会誌「Plant Physiology」にオンライン掲載されました。
 トランスオミクス解析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2023/10/12.html

論文
DOI:https://doi.org/10.1093/plphys/kiad517

プレスリリース:リンドウ科植物に特有の苦味配糖体がアーバスキュラー菌根菌の菌糸分岐を活性化することを発見

 鳥取大学 上中弘典准教授らとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として行われた、アーバスキュラー菌根(AM)菌の菌糸分岐に関係する成果が、2023年9月1日付けで米国植物生理学会誌「Plant Physiology」にオンライン公開されました。
 トランスオミクス解析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2023/09/12.html

論文
DOI:https://doi.org/10.1093/plphys/kiad482

プレスリリース:無花粉スギの原因遺伝子を新たに特定 -花粉症対策を加速-

 森林総合研究所 上野真義チーム長らとの共同利用研究の一環として行われた、無花粉スギに関係する成果が、2023年8月8日にPNAS Nexus誌でオンライン公開されました。
 トランスオミクス解析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2023/08/30.html

論文
DOI:https://doi.org/10.1093/pnasnexus/pgad236

プレスリリース:カブトムシのゲノムを解読し公開

基礎生物学研究所 新美輝幸教授らとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として、カブトムシ Trypoxylus dichotomus septentrionalisの核ゲノムとミトコンドリアゲノム解読し、データベースを公開しました。本研究成果は、2023年5月30日付けでに科学学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。
 トランスオミクス解析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2023/06/05.html

DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-023-35246-w

プレスリリース:ズワイガニの最終脱皮前後で生じる生理学的な変化の一端を明らかに!

 金沢大学 豊田賢治特任助教らとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として行われた、ズワイガニのファルネセン酸メチル(methyl farnesoate: MF)というホルモン分子に関係する成果が、2023年5月4日に国際学術誌「Scientific Reports」のオンライン版に掲載されました。
 トランスオミクス解析室は、MFの質量分析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2023/05/12.html

論文
DOI:10.1038/s41598-023-34159-y
URL:https://www.nature.com/articles/s41598-023-34159-y

月刊「細胞」の5月号特集、「盗機能生物学」が4月21日に発刊されました

超階層生物学共同利用研究の一環として、室長の重信教授と慶應義塾大学前田特任助教との著書/編集の月刊「細胞」2023年 5月号 「盗機能生物学 Biology of stolen phenotype 」が 4月21日に発刊されました。

月刊「細胞」2023年-5月号-盗機能生物学
http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/%e6%9c%88%e5%88%8a%e3%80%8c%e7%b4%b0%e8%83%9e%e3%80%8d2023%e5%b9%b4-5%e6%9c%88%e5%8f%b7-%e7%9b%97%e6%a9%9f%e8%83%bd%e7%94%9f%e7%89%a9%e5%ad%a6/

プレスリリース:スギ全染色体の塩基配列解読に成功 〜無花粉品種の効率開発や気候変動影響の高精度予測可能に〜

 森林総合研究所 上野真義チーム長らとの共同利用研究の一環として行われた、スギに関係する成果が、2023年1月15日に米国サンディエゴで開催されたPlant and Animal Genome 30(PGA30)国際会議のForest Tree Workshopで口頭発表が行われ、2月25日にはbioRxivでプレプリントが公開されました。
 トランスオミクス解析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2023/03/01.html

論文
DOI:https://doi.org/10.1101/2023.02.24.529822

東北大学 河田雅圭 教授らとの統合ゲノミクス共同利用研究の成果が BMC Ecology and Evolution 誌に掲載されました

 東北大学 河田雅圭 教授らとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として行われたアノールトカゲのゲノムアセンブリ決定と種間比較解析に関する論文が、11月4日付で MBC Ecology and Evolution 誌に掲載されました。
 トランスオミクス解析室は、NGS解析に貢献しました。

論文
Draft genome of six Cuban Anolis lizards and insights into genetic changes during their diversification, BMC Ecology and Evolution volume 22, Article number: 129 (2022)
DOI: https://doi.org/10.1186/s12862-022-02086-7

東京大学 藤原徹 教授らとの共同利用研究の成果が Plant Biotechnology 誌に掲載されました。

 東京大学 藤原徹教授らとの共同利用研究の一環として行われた、シロイヌナズナに関する論文が、Plant Biotechnology 誌に掲載されました。
 トランスオミクス解析室は、NGS解析に貢献しました。

論文
Role of GSL8 in low calcium tolerance in Arabidopsis thaliana, Plant Biotechnology, 2022, 39 巻, 3 号, p. 221-227
DOI:https://doi.org/10.5511/plantbiotechnology.22.0421a


プレスリリース:長距離移行性ペプチドを介した根における光合成産物の含量の制御に関する分子モデルを提唱

 新潟大学 岡本聡助教らとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として行われた、ダイズとシロイヌナズナ CLE2ペプチドの長距離シグナルに関係する論文が、5月14日付で Plant Physiology 誌に掲載され、プレスリリースが行われました。
 トランスオミクス解析室は、質量分析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2022/05/26-2.html

論文
Long-distance translocation of CLAVATA3/ESR-related 2 peptide and its positive effect on roots sucrose status
Plant Physiology
doi: 10.1093/plphys/kiac227